1話 ページ2
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『うん…誰？』
え、もう家入りたくないんだけど。
どうしようかうろうろしていたら、すすり泣きが聞こえてきた。
え、これどうしたらええの？？？
『あ、あの…そこ、家なんですけど。』
??「ぁ…すまん。ｸﾞｽｯ」
ん？待って、聞き覚えしかないやつの声が聞こえたんだけど。
やだやだ。気のせいよ。うん、ね？？？
『…もしかして…』
??「ん？ぁ、篠原やん！…ックシュ。」
『やっぱ、捏島くんか…』
kn「なんや、俺やったらあかんのか。」
『いや、誰でもいや。』
kn「…なぁ、俺の話聞いてくれるか？」
『…とりあえず、家入りなよ。』
kn「おん…」
＊＋＊＋＊
とりまシャワー行かせたわ。
服は…ないやん！
ﾊｯ！幼馴染に貸してもらお。
『もしもすぃ！＿＿＿やろ？』
〔てか、俺が出とる時点で分かるやろ…で、何の用や。〕
『服貸してー。』
〔え、なんでや?!…まぁ、わーったわ。届けに行くけん、待っときいや。〕
『さっすがー！んじゃね！』
電話をきって、またタンスを漁る。
…は？なんで親父のがあるん(怒)
え、普通娘の家に自分の服忘れてくん…
だが、助かった。ありがとう。親父！
ガチャ…トコトコ
kn「あ、居った居った。」
『お？あ、これ着てください。親父のやけど。』
kn「いや、貸してもらう側やし。全然気にしてへんで。ありがと。」
アイツって、お礼言えたんや()
てか、アイツんちって闇深いんかな…
kn「…あんな。」
『あっはい。』
kn「俺んちな、親が有名やねん。捏島 高虎って知ってるか？」
『あぁ！俳優の。』
kn「せや。でも、家では、俺は居らんような扱いされんねん。俺、辛くて辛くて…ｸﾞｽｯ」
『そっか…』
kn「…もう、いやや…」
『…よう頑張ったな。』
しばらくお互いが無言のまま時が過ぎる。
その無言がついに破られる。
ピンポーン
『え？なんか、頼んどったけ。あ、待っといてください。』
kn「おん…」
『はーい！…って、＿＿＿なんでおるん⁈』
??「は？お前が呼んだやん。」
『…あ()』
??「はぁ…入るで〜。」
『どうぞ〜。』
ガチャ
??「いやぁ〜、久しぶりやな〜、Aの家！…え？」
『どったの？＿＿＿？…あ。』
kn「？？なんで、ここに”トントン”がおるんや?!」
tn「いや、俺こそ言いたいねんけど。」
『あっいや、その…』
「「説明してもらってもいいか？/ええか？」」
『アッはい…』
＊＋＊＋＊
幼馴染はトントンでしたね。
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桜の穂 - ありがとうございます！！そういってもらえてうれしいです。 (8月20日 20時) (
レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - zmとshaがかわええ… (8月6日 0時) (レス) @page49 id: 5f315e50e4 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - 鼓草さん» あ、ですよね。仲間ですか?ﾌﾞｯｼｬｧｧｧｧ…あはっ☆ (2022年1月6日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
鼓草(プロフ) - zmニキ可愛すぎて鼻血 (2022年1月5日 23時) (レス) @page12 id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ルミナスさん» ありがとうございます!面白いだなんて…感極まりない!頑張ります! (2021年12月12日 11時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の穂 | 作者ホームページ：http://towa
作成日時：2021年11月29日 21時
