猫ちゃん拾いました。５

246 ページ46

天元side







さぁさぁ、どうなるかな？







俺が派手に捲し立ててから多分数十秒くらいだと思うが、誰も口を開かなかったからか1秒1秒がとても長い時間に感じた。









もう数十秒。






やっと派手に口を開いた者が1人









行「南無……私は天元、蜜璃の意見に賛成だ。
実を言うと天元のあの言葉がなかったら、反対していたかもしれないな、
私も人間には負の感情を持っているが、Aを助ける為には致し方ないだろう。
ありがとう。天元蜜璃、お前達の覚悟しかとうけった……南無南無」







天・蜜「ほっ」






行冥さんだった


行冥さんが賛成してくれて良かった、、と無意識に息を吐いていた。







杏「むむむむむむむ、、、、








よもや！









ならば俺も賛成だ!!!
君達の意見を聞いて考えが傾いた!!!
俺はもう離れ離れになりたくないからな！
Aを助ける為にその作戦賛成するぞ！」








天「杏寿郎……」





蜜「(よかったｯ、、皆賛成してくれてる……けど……)」







行冥さんに続き杏寿郎が賛成してくれた。









でも、な









……正直言ってこの2人が賛成してくれる事は派手に予想出来た。









俺達の次に負の感情が少ないからな









だが………蜜璃も気づいているだろう









天「お前らはどーすんだ」









俺は先程から地味に沈黙を貫いている奴らに話し掛けた。









まぁ、沈黙すんのも無理ねぇだろ









俺達は此処にいる全員の過去を知っている。









あの5人は中でも人間が嫌い、というか苦手だ









1番人間に酷い仕打ちを受けているからな









後は、俺達と根本的に考えが違う。









俺達はAを助ける為に力を借りたい








彼奴らはAを助けたいが人間に力を借りても……と考えている、、と思う(多分)









Aは人間に連れてかれたんだから、、、人間のせいでAは、だから人間に力は………ってとこか









なぁ、お前らはどうしたいんだ？









てか、今日の俺めっちゃカッコよくね!?(メタ)

247いむ→←245

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す