ゲーム世界の主役は我々だ！ (ページ3)

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あたれぇぇぇぇ！！ページ3

店員「__！」

『え、』

ヨドハシじゅうに響き渡る拍手

お客さんの顔は少し悲しそうだった

そりゃそうだ、自分が当たらなかったんだから

私の胸の音は静まり、涙が出そうになった

あのとき、店員さんは確かに言った

店員「9番！…あ、違った、6番！」

泣きそう

店員「それでは3676番の方！realの方へ！」

お客さんはrealへの道を開けた

でも…

店員「3676番の方？」

こない

店員「えーと、3676番の方がこないので、もう一度抽選になりまーす！！」

ヨドハシじゅうには嬉しそうな声が響き渡った

だけど、わたしは

『はぁ( ´Д｀)』

そう、このような近い数字が出てしまっては、もう私の番号は呼ばれないはずなのだ

『帰るかぁ』

店員「それでは、今回は一気に番号を言いましょう！」

『…』

何も言わずに、外へ行く

店員「3679番さーん！」

『え？』

お客さんが悲しそうに道をあける

私は、嬉しかった

憧れの我々だ！にゲームだけど会えるんだから

店員「おめでとうございまーす！」

受け取ったrealは少し重かった

でも、私にはまだ、やることがある

店員「それではお疲れさまでした！」

お客さんはぞろぞろと帰っていく

あのク◯どもは…

ク◯「美奈…落ち込むなよ」

◯ズ「だってぇ」

前を通るリア充どもに私は…

『ふっ(ゲス顔)』

鼻で笑ってやった

早く家に帰ろう