うちの御主人は。【文スト】

漆。 ページ8

森「羅生門が擬人化とは面白いねぇ」




森は机に肘を置き自分の手には顎をのせ、目の前にいる芥川に笑みをみせた




芥川「面白くありません」



今はエリスと買い物に行っていて居ないオカンのような羅生門を頭の中で思い浮かべ云った





森「ふふっ、まぁ羅生門は戦闘能力も高くポートマフィアには必要な異能だからねぇ、最善を尽くして羅生門が元に戻る方法を見つけるとしよう」



森は落ち着いた声で芥川に告げた




芥川「ありがとうございます。」






『バァンッ！』


突然、首領室の扉が豪快に開かれた





羅生門「はぁっはぁっはぁ、、」


そこには息を切らし、汗を流している羅生門がエリスを姫抱きにしながら立っていた







芥川「どうした羅生門？」


あまり買い物をしてから時間が経っていないのを芥川は疑問に思った






森「エリスちゃん！どうしたんだい？お姫様抱っこなどされて！」



森はエリスを心配するような羅生門を羨ましがるような声で云った






エリス「警察に追われたの！楽しかったわ！」

エリスは満面の笑みで云った




羅生門は楽しくなかったわと云いたげな目でエリスを見た






森「そうかい！それは良かったね！」


森はエリスの楽しそうな顔を見てデレていた




羅生門は良くねぇよと云いたげな目で森を見た





芥川「で、羅生門どうしたんだ？」


芥川は森を呆れた目で見た後、羅生門に尋ねた







羅生門「それが、、、、」





羅生門はさっきの出来事を疲れた口調で話した









森「あぁそういうことか、大丈夫だよ私もよくあるからさ！手錠かけられたこともあったよ」



森はケラケラと笑い云った









芥川と羅生門は思った




(何が大丈夫なんだ、、、、)

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