27話 ページ28
「ふー！食った食った！」
お皿に乗っていた大きなピザは、一枚残らず平らげられていた。
大きいピザは、大人3人と子供(高校生)ではすぐ食べれちゃうと思ったが、意外にも四人のお腹にはピザで満たされていた。
「はぁ……僕、もうご飯はいいや！」
「ホンマに腹一杯やわ〜」
「お腹がパンパンです……」
「…………んぁ…がぁ」
食べきって安心したいのか、鼾をかいて眠ってしまう人が一名。
一応私は女子なんだが……
そう思うが、それだけこの空気に馴染んでいるかと思うと少し嬉しい気もする。
「ふわぁ……レトさん、ちょっと今日泊まっていい？」
「え、もう寝んの？」
「ん？違うよ。これからオールだよ、オール」
「えぇ……まぁ…明日は仕事ないねんけどな…」
「じゃあ決まり。ほらーキヨ君起きてー」
玲斗さんは自分の手帳を見てうーんと唸るばかり。
それに代わってP-Pさんは楽しそうにキヨさんを揺すって起こす。
時計を見るとまだ8時。オールと言ってもまだまだ何時間もある。
それなのに、オールでゲームをする気か。
恐るべし、ゲーム実況者……
「ごめんなAちゃん」
「いえ、大丈夫ですよ！私は勝手にやってるので、気にしないでください！」
「んいや、明日はAちゃんの学校について話そうとしたんやけど……」
当分引き延ばしやな。そう申し訳無さそうに玲斗さんは言った。
学校。高校……
少し気になった言葉だが、今はさほど嬉しくなかった。
「じゃあ、後片付けとか布団の準備しとくんで！楽しんでください！」
どうしてか、玲斗さんたちが楽しそうにしているところが、凄く気になった。
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狐（こん）(プロフ) - ちゃんかなさん» ありがとうございます（笑）更新頑張ります！ (2016年2月17日 6時) (
レス) id: f4965b3329 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんかな(プロフ) - 嬉しくて…嬉しくて…言葉に…出来ない…wwタイトル、さだまさしっぽいww楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2016年2月16日 22時) (レス) id: 92b328d118 (このIDを非表示/違反報告)
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