25話 ページ26
ピザが来るまでの間、私は暇なので三人のゲーム姿を観察することにした。
P-Pさんは二人よりゲームが上手く、余裕そうにプレイしている。
キヨさんは上手かったりたまに下手だったり。キャラクターが死んだときとかは近所迷惑にも関わらず大声を出す。
玲斗さんは二人より少しゲームが下手。そのせいで二人からからかわれてるが、本人が一番楽しんでいる様子。
成人している男性にも関わらず、こんなにわいわいゲームをしている姿を見ると、年下の私でも少し微笑ましく思う。
ピーンポーン
こんなにわいわいしている場所でも、インターホンの音は聞こえるものなのか。
私はチラッと時計を見ても、注文してから10分位しか経っていなかった。
流石店のキャッチフレーズにもなっている位だ。
財布を持って玄関へ向かうと、そこには笑顔が似合う可愛らしい女の子が立っていた。
「お待たせしました！3枚で合計2000円となります！」
「ありがとうございます……」
私は小さく会釈をしながらピザを受け取る。
この女の子は私と同じくらいの歳だろうか…
だったらこの子も同じ高校生くらい……
きっとバイトと高校生生活と…両方楽しんでいるんだろう。
って、何勝手に卑下してるんだろう。
「お疲れ様です」
「…ありがとうございます！」
きっとこんなことを言われるとは思わなかったのだろう。
私は踵を返して部屋に戻ると、まだリビングでゲームをしている３人の元に戻る。
まだまだ熱いピザの熱が手に伝わってくる。
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狐（こん）(プロフ) - ちゃんかなさん» ありがとうございます（笑）更新頑張ります！ (2016年2月17日 6時) (
レス) id: f4965b3329 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんかな(プロフ) - 嬉しくて…嬉しくて…言葉に…出来ない…wwタイトル、さだまさしっぽいww楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2016年2月16日 22時) (レス) id: 92b328d118 (このIDを非表示/違反報告)
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