六話 自信 ページ7
夢主side
友人の言葉に同意したのはいいものの、あの交差点へ行きたいとうずうずしてしまっている。
冷静になろうとしても行きつく先には彼…いや神代類のことばかり
とにかくほかのことを考えたい私は、家政婦さんにミルクココアをお願いした。
「Aさんが自分から何かを頼むなんて…学校でなにかあったんですか？」
うっ…いま一番聞かれたくないことを聞かれてしまった。
「いえ、特に何も」
うまくごまかせただろか？
「そう？ならいいんですが…あぁそういえばあそこのパン屋…」
深入りはせずにいてくれた、よかった。
そのまま私たちは静かなりイングで一緒に他愛ない話をして、自室へ戻った。
ミルクココアのおかげか、家政婦さんとの会話のおかげか、少し冷静にんなれた気がする。
布団へ潜り今日あったことをゆっくりと思い出していく、彼がこの町にいたことへの安心感
同じ学校に通っていたのかという驚きを改めて感じる。
そして友人が言っていた天馬司という同じ委員会の神代君の友人…？つるんでいるということは
友人なんだろう。
あと知っていることは、２−Bで隣のクラスということだけ…？
やはり、まだ彼のことを認識したばかりなのだから知らないことが多い
…いや、今まで私から周りと隔たりをもってよく相手を見ようとしなかった。
だから彼が学校で有名な人だと知らなかった。
…？よく考えればなぜ私はこんなに固執してしまうのだろう、
確かに今までの退屈な日々からの解放を期待しているのも理由の一つだ。
だがしかし、この何とも言えない圧迫感は何なのだろう？
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konbu_yume0106(プロフ) - ご感想ありがとうございます！これから完結まで頑張って更新していきます！ (2021年11月23日 11時) (
レス) id: 0ecaccae8c (このIDを非表示/違反報告)
宵子 - 続きが気になる (2021年11月23日 4時) (レス) @page4 id: fa673cd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：konbu_yume0106 | 作成日時：2021年11月23日 0時
