二十三話 服装 ページ24
次の日の朝、私はいつもより軽い瞼を開けた。
きっと今日という日が昔からの日々とは違うという意識の表れだろう
どうやら兄さんの風邪は、一日で治ったらしい
このことは父さんに言っているのだろうか？いつもの時間に起きた私には、わからないことである
兄さんの顔を見ても、いつもと同じように朝食を食べている
少し違うとすれば、私に見つめられるのが少しうっとうしそうなとこくらいだ
私は見るのをやめ、ほかのことを考えることにした。
毎日見ている顔を見ていてもしょうがないと思えたからだ
明日等々フェニランに行くのだが、いまだに実感がわかない…でも、楽しめるといいな
ジェットコースターとか、コーヒーカップとか乗ったことがあるものでも、友人と乗るというだけで
全然違う気がする
あ、そういえば服装はどうしようか…家政婦さんに聞いてみようか
「はいどうぞ、今日の朝食です」
「いつもありがとうございます。あの少し相談したいことが…」
「はい、何でしょう？」
「明日友人と出かけるのですが、何を着ていけばいいかわからず…」
「あ、もしかして類君とですか？Aさんも隅に置けませんねぇ」
「ち、ちがいます！！相手は女の子です！なので、彼女と並んでも恥ずかしくないものをと」
昨日から家政婦さんは神代君のことでいじってくるようになってしまった…
全然そんなんじゃないのに
「Aさんなら何でもに合うと思いますけど…」
「と、とにかく私が帰ったら選ぶの手伝ってください！」
「はいはいわかりましたよ、ほら冷めないうちに食べてください」
本当にわかっているのだろうか？そうは思ったもののこれ以上争っても無駄だなと感じ、
黙々と朝食を食べた
終わり
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konbu_yume0106(プロフ) - ご感想ありがとうございます！これから完結まで頑張って更新していきます！ (2021年11月23日 11時) (
レス) id: 0ecaccae8c (このIDを非表示/違反報告)
宵子 - 続きが気になる (2021年11月23日 4時) (レス) @page4 id: fa673cd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：konbu_yume0106 | 作成日時：2021年11月23日 0時
