十八話 買い物 ページ19
そんなこんなで私達はドラッグストアへ向かった。
せっかく二人きりなのにそこまで会話は出来なかった...
またチャンスを失ってしまった...まだまだ私の悪いとこは直せそうにない
そうして私達はドラッグストアへ着いた。
「これと、これと...あ、そういえばこれ切らしてたな...」
そう呟いた途端、着信音がなった。
一瞬自分のかと思ったが、それは神代君のものだった。
「おや？瑞希から着信か...すまない、とりあえず店の外で待ってるね」
「あ、は...うん」
どうやら瑞希と言う人から電話がかかってきたらしいその名前どこかで聞いたことがあるな...
その人とはどういう関係なんだろう？神代君の友達か、それとも兄弟？
いや、そうやって詮索するのはやめよう本人に直接聞けば分かるのだから
聞けるかは別として...
そうして私は買い物かごに色々と必要なものを入れ、レジに向かおうとしたその時
「はぁ...はぁ...見つけた...！」
「え？」
「A！そのカゴ渡してもらおうか」
そこには、汗だくで息の荒い兄さんがいた。
いや、こいつとうとう頭やられたのだろうか？なんで病人がわざわざここに来ているんだ
「なっ！なんで兄さんが来ちゃってんの？バカなの？バカは風邪ひかないって言うのにね！」
「そんな話をしてる場合じゃない！早く渡してくれ」
「えぇ？まぁあげるよ、はい」
「よし、これで...！」
「あの貴方、今彼女のカゴを強引に取ってませんでしたか？」
そう声掛けたのは店先で待っているはずの神代君だった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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8
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konbu_yume0106(プロフ) - ご感想ありがとうございます！これから完結まで頑張って更新していきます！ (2021年11月23日 11時) (
レス) id: 0ecaccae8c (このIDを非表示/違反報告)
宵子 - 続きが気になる (2021年11月23日 4時) (レス) @page4 id: fa673cd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：konbu_yume0106 | 作成日時：2021年11月23日 0時
