十七話 薬 ページ18
「ついにAさんにも彼氏さんが...！」
「そんなわけないです。最近知り合ったばかりの友人です。」
冷静に言ったが内心少しドキッとしてしまった。
「まぁ照れちゃって〜貴方はなんて言うの？」
うっやはり家政婦さんは騙せないか...
「神代類です。よろしくお願いします。」
「まぁまぁご丁寧にどうも、私桜木家の家政婦をやっております。よろしくお願いね〜
あぁ！そうでしたそうでした。Aさん、帰ってきたとこ悪いのだけど...
解熱剤を買ってきて貰えないかしら？」
「え、あはい分かりました。もしかして...また兄さんが？」
家政婦さんが解熱剤を所望する時、それは兄さんが風邪をひいて看病しなきゃ行けないとしなのだ
実は最初彼と会った時の理由は帰り道だったのだ
いつもはクールで頭のいい兄さん、そんな兄さんはパズルが好きなのだ。
きっと昨日風呂から出ても髪を乾かさずに寝たのだろう
「僕も一緒に行ってもいいかな？」
「え、でも悪いよ...バカ兄のせいで神代君迷惑かけるなんて」
「全然迷惑だなんて思ってないよ、今日は君と長く時間を過ごしたいんだ。
でも、邪魔だったら潔く諦めようかな」
「あらあら、ふふふ...」
なんだその選ばせる気のない2択は...！と言うより私なんかになぜそんなに興味があるんだ？
それに、廊下でぶつかった時も時私のことを覚えてたって事は私が印象深かった...？
服装は私服だったしそこまで目立つものを着ていた訳でもない
それとも私は何かやらかしてしまったのだろうか？いや、それは無いだろう
いくら優しい人だってあんなに綺麗なパフォーマンスを見せられるんだ、
そんな大切なものを貶されて嫌な思いをしないのは無いだろう...
ある程度相手の感情がわかる私にとって、彼は少なくとも私に恨みは無いだろう
ならどうして...
「...A君？」
「は、はい！...ぁ」
やはり気を抜いてしまうと出てきてしまう敬語
「ふふふ、そう畏まらないで」
「うん、ごめんぼーっとしてた。行こうか」
「あぁ」
こんなに悩んでしまうなら、直接聞いてしまうか
- 金 運: ★☆☆☆☆
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konbu_yume0106(プロフ) - ご感想ありがとうございます！これから完結まで頑張って更新していきます！ (2021年11月23日 11時) (
レス) id: 0ecaccae8c (このIDを非表示/違反報告)
宵子 - 続きが気になる (2021年11月23日 4時) (レス) @page4 id: fa673cd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：konbu_yume0106 | 作成日時：2021年11月23日 0時
