「 恋愛に説明書など不要 」 ページ27
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銀時の記憶が戻り、万事屋は再開。
そんな万事屋に一通の郵便が
宛名は近頃様子の可笑しい新八君
開けては駄目だと神楽ちゃん 銀時に言ったのに
勝手に開けて 勝手に入ってた手紙は黙読
生菓子は食べ 共に来た猫耳勝手に付けるわで
世は残酷である
「 見てヨこれ ハル兄滅茶苦茶似合ってるヨ
見てよこれ、ヤバいアルヨこれ 」
「 顔が良い奴は何でも似合うなぁ
銀さんの方がカッコイイがな? 」
「 何言ってるアルか?
ハル兄はカッコイイ可愛い美人男前
全て兼ね揃えてる四方八方弱点なしの顔良しヨ!
天パ如きと並べられる筈無いネ 」
「 否定はしねぇが天パ関係あんのか?!
関係ねーだろうが! 」
「 天パ省いても勝てないけどナ! 」
何の話?
顔 褒められてるんだよね? 有難う?
「 てか そろそろ新八戻って来るわ。 戻そ 」
「 狡いネ、私まだ食べてないアルヨ
うまいるど……ハル兄も食べるヨロシ 」
『 えぅふ゛っ…… 』
捻じ込まれたから口の周り大惨事
にしてもやっぱ苦手。 油 in 油 だよこれ
「 おま、ハルに食べさせんのは良いが
もっとこう元からこの形でしたよ〜って感じに
仕方ねーなもうちょっと食べるか お前ら手伝え 」
「 うん 」
「 丸い感じなー、ちっちゃいケーキ作る感じなー 」
「 うん 」
「 そういう丸じゃなくてもっと円柱っぽく! 」
「 うん、 」
『 銀時……これ、さ 』
「 ぽっちーの儚さアル 」
「 お前らなァ! 何人の郵便物開けてんの! 」
両側の二人が消え 机の側面に亀裂が入った
机の強度凄いなぁ。 新八君の力も強いなぁ
生存確認は無論ばっちり
「 人にはやって良い事と悪い事があんの! 」
「 お前居るなら居るって言えよ
俺達を躍らせて楽しんでた訳か? 」
「 陰湿ネ、最低アル! 」
「 陰湿で最低なのはオメー等だよ! 」
「 あの…あれだから……
別に何も見てないから ケーキ食べただけだから 」
「 うん、別に手紙とか見てないヨ 」
『 うん、別にでーととか知らないよ 』
「 馬鹿野郎! 」
「 !? 」
手紙を読み続けて居る新八君の顔は百面相
後ろ二人の顔は新八君を見てにやけ笑ってる
「 一人も居ねえ゛え゛え゛え゛ッッ!! 」
落ち込んで何処かへ行った新八君は
数時間で戻って来た
その上何かに励まされた新八君
敵の内情を調べるとか訳の分からない事言って
親衛隊の武装をしてたけど
あの格好で良いのだろうか
それを聞いた妙さんに引っ張られ
新八君を尾行する事に
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作者名:こなた | 作成日時:2017年7月4日 17時