「 団子 」 ページ8
----------
「 行くわけねぇだろ!
『 夢の国に行かないのっ 』
! あ 眠り転けてみたい
新八君のお見舞いに来たんだ
やっぱり骨が折れてたみたいで
「 こちらこそ御免なさい……じゃなくて!
車に跳ねられれば骨も折れるわ! 」
「 ハルが眠り転けてたのに何大声出してんの
てか俺もハルも跳ねられたけど
ピンピンしてんじゃねーか
毎日此奴飲んでるお陰だよ 」
「 申し訳御座いませんした!
いちご牛乳しか飲めない癖に偉っそーに!! 」
「 コーヒー牛乳も飲めんぞ! 」
「 一日八百cal 塩分控えめ
予算一食三百円の割には美味しいアルネ 」
『 こら 神楽ちゃん。
人の物許可無しに食べちゃ駄目 』
「 新八ィ頂くアルヨー 」「 いや遅いからッ! 」
「 いちご牛乳飲んどけいちご牛乳 」
「 うわっくさ! 息甘!! 」
僕もいちご牛乳苦手
口に入れた瞬間纏わり付く感じがもう駄目で
そんな事言ったら
銀時は激怒するし無理矢理にでも飲まそうとする
「 銀さんは甘い息を吐いた 」
「 ウァッッ
新八は九十九ポイントのダメージを受けた!! 」
仲良しか
「 喧しいわァ! 」「 「 ア゛!? 」 」
急に婦長さん来たからびっくりした
気の緩んでる時に不意打ちは凄く驚く
「 他の患者さんの迷惑なんだよ
今正にデットオアアライブを
迎えようとしてる患者さんだって居るんだよ
このボケが! 」
『 申し訳御座いませんでした! 』
煩かったのは事実だし 謝りなら頭を下げる
いつもより静かだったけど…
家の五月蝿さで測った静けさは普通では無い
神経尖らせて出てっちゃった
『 普通の人より煩いから休憩室行こうか… 』
場所を変え 開口一番に怒られる
「 いい加減にしてくださいよ
僕が病院に居ずらくなっちゃうんですよ…… 」
銀時が
僕余り怒らない 怒られない から
怒ると疲れるし 怒られても疲れる
「 人間幾つになっても居場所探しの旅の途中だろ 」
「 フォークソング風に纏めてんじゃねーよ! 」
「 父YO! 母YO! へいへいふぅー
マイホーム探してマンホール果てしない旅 近い旅 」
「 ラップでも駄目だから!
何そのメロメロなリリック 」
「 やれやれ、
アーティスト気取りの奴が多過ぎるな、
これもカルシウム不足のせいだねぇ 」
怪我してもツッコミは欠かさない 輝く新八君
その所為で神楽ちゃんに何か投げられてたけど
怪我悪化しちゃうんじゃないか
「 いちご牛乳かぁ…
わしも若い頃は飲み明かしたもんよ
ギャルを引き連れてな 」
----
27人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時