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『 動かないでね二人共 』
一振りで充分
斬れたのと同時に
大きく揺れる車体 強い衝撃が
空中を舞った機会に
『 銀時〜っ! せーの 』「 おらっ! 」
定春君を抱え
車を踏み台に 側にあった木へと降り立った
「 わたし…
また同じことを繰り返してしまったヨ… 」
大粒の涙。
それ程までに定春君が大事って事
凄く懐いてたもの
「 お嬢さん 」
『 何故大粒の涙を? 』
大丈夫 もう家族だ
何が何でも僕が万事屋を万事屋が君達を護るから
「 何がそんなに悲しいんだい 」
「 ……銀ちゃん! ハル、定春!!
定春! 良かった…本当に良かったヨ!
銀ちゃん…飼うの反対してたのに 」
「 俺ァ知らねーよ
面倒みるならテメェでみな
テメーの給料から其奴の餌代
きっちり引いておくからな 」
「 有難う、銀ちゃん……
給料なんて貰った事無いけど 」
『 ふふ、良かったですね。
美少女ヒロインの大勝利です 』
二人の頭を撫でる
今日一日とっても楽しく はしゃいでたなぁ
『 これから宜しくね、定春君 』
「 わん! 」
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作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時