【銀魂】僕の世界二【男主】 (ページ6)

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「で？何の用だよ。
真昼間から遊び仲間でもお探しですか」

「テメェなんか遊びに誘うかよ
喧嘩ならまだしもな」

「この間売られた喧嘩
菓子折りつけて返してやったぞ」
「上等だ
今度はフルーツセットつけて返してやるよ」

この人は短気で駄目ですね。熱血と熱意は違う
精神は強そうに見えて意外と脆い。
大柱が無くなったら一気に崩れる人

ふーん

あ新八君に切っ先が

『刀は振り回すものですけど
こういう時に使う奴じゃないですよ』

危ないので手首に手刀をして強奪した
新八君はどうやら逃げたみたいなんだけど

その先に定春君居たみたいで
体半分丸ごと食べられてた

「テメッ今どっから… 」
『下からですよ。刀お返しします』

「ふぅ時に旦那。彼奴ァ旦那の犬ですかィ」

「別に俺の犬って訳じゃねーよ、何だ突然」

「テメッ勝手に話進めてんじゃねぇよ！」

「幕府の上の繋がりで
その手の動物を欲しがってるお方が居やしてねェ…

その犬真選組で引き取らせてくだせェ」

上の繋がり？
ハタ皇子では無さそうですね

誰が一体、定春君を欲しがってるんだろう

何が目的かな。何となく分かってるんだけど

「やだね、オメーら何かにやらねぇよ
俺が真選組の言いなりにならねぇって事忘れんな」
「つか俺の存在忘れてるだろ！」

『あー…定春くん駄目ですよ～
人間は美味しく無いです塩分高めですよ。離す』
「わん！！」
『わ～っいい子です！』

真選組の方々のお話を聞かずに定春君と戯れる
紐を受け渡すつもりは毛頭無いもーん

「銀さん、ひょっとして神楽ちゃんの為に… 」

「違ぇよ
奴等に言われた様にしたくなかっただけさ」

あ、定春くんの尻尾踏んじゃってる。
足元には気をつけましょうって何度も言ったのに

「あっ…あ゛あ゛っ゛！」

僕を乗せ走り出す定春君に
そして逃げ惑う銀時と新八君

仲良いですねぇ

「ギャアアアアアッ」

道路に飛び出し
止まる事なく車へと激突

跳ね飛ばされたけど運良く無傷だ
けど定春君も新八君も煤だらけ

気が付いたら縄が体に巻きつき
定春君と共に車の天井へと巻き付けられた

これさぁ
連れ去られてるよねコレ
定春君のお陰で縄は通り抜けられるけど

『あれ、何で銀時こんな所に… 』
「お前こそ」

『いや瞬く間に縄に巻かれてて』
「俺も」

神楽ちゃんが近付いて来てるし縄切りますか
刀使っちゃお

僕の愛刀の脇差今日も綺麗

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