// ページ47
----
「 よお、万事屋とハル 」
「 よー、多串君 」
『 こんにちわ 』
「 土方だって何回言えば良いんだオメェは 」
『 昨日今日大変お世話になりました… 』
「 …？ 俺らの方こそ有難うな。 その礼だ 」
お人好し。
しかも意外と凄く素直
「 そういやお前ん所の眼鏡から聞いたぞ。
此奴が天人って所まで予想してたって 」
「 マジか、スゲェな 」
『 何となくで 』
「 ハルは何となくが多いからなぁ、 」
『 へへ 』
「 何だかなァ…
幽霊にしろ蚊にしろ傍迷惑なのは代わりがねぇな 」
「 傍迷惑なのはテメェだ
報酬なんぞやらんからな、消えろ 」
「 俺の一撃が全てを解決した事を忘れたか？ 」
「 何言ってんだ
テメーの前に俺の一撃で全て決着がついてたんだよ
テメェなんざ居なくても
俺だけでどうにかなったんだ 」
「 びびりまくってた癖に良く言うぜ。
真逆鬼の副長と恐れられる男が
お化けを恐れてるとはお天道様でも思うめい 」
「 ビビってたんじゃねぇびっくりしてただけだ。
大きな間違いだぞこれは
お前は明らかにビビってたがな 」
「 あれは比較に乗ってやっただけだ。
寧ろこう言うの好きだぜ、これから毎回やろうか？ 」
ずっと僕挟んで喧嘩してる。 完璧同族嫌悪だよなあ
性格は似てなくても似た者同士って言うのかな？
形は違えど根は一緒って感じがするんだよなあ
んー
「 銀ちゃーん！ ハル兄ー！ そろそろかえ…ん？ 」
なんで僕まで
今度は土方さんまで僕を引っ張って…！
「 何やってるアルか？ 三人共 」
「 「 ハル暑そうだったから日陰に行こうかと 」 」
バレてた
----------
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こなた | 作成日時：2017年6月20日 10時
