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「 まあいいネ! 私は明日に備えて寝るヨ! 」

明日って何。 本当にお客様を明日を無き日にするの
てか早 もう寝たよ

『 う うん、おやすみ 』

「 アノ…コレデ拭イテクダサイ
多少ノ匂イハ消エルト思イマス 」

『 あ、有難う御座います 』

手拭いを受け取ったけど
初めましての方で 天人かな?

「 初めて見る顔だな、新入りか? 」

「 ハイ、コノ間カラ働カセテモラッテマス。

キャサリン言イマス 」

「 彼女出稼ぎで此処に来た口でね
実家に仕送りする為に頑張ってんだ 」

「 宜シクオ願イシマス 」

「 客足代は上手いし良くやってくれてるよ 」

「 飛ンデモ八分歩イテ十分デス 」

「 大したもんだギャグのセンスも侮れない 」
「 ええそう? 」

それはツッコミとしての誇りかただ単に感想なのか

「 どっかの誰かはツッコミも出来んしボケも無理!
もう一人は己の食欲を満たす為だけにゥガァー! 」

ありゃ神楽ちゃんその釜は何処から出したの
銀時が悪口言った瞬間出てきた

「 もう一人は……欠点が思いつかない事ォオッ! 」

それ僕の事かな
んー欠点は楽観的に考えすぎな事かな

何とかなる。 って常日頃から思ってる

「 じゃ 辛い事もしんどい事も
耐えられない事もあるだろうけどよ、がんばって 」

帰るのかな?
じゃあ神楽ちゃん抱えて

『 おいしょ 』

あれ程食べてるのに
こんなに軽いって夜兎の体はどうなってるの

「 有難ウ御座イマス 」

「 今が辛いと思っても
この先もっともっと辛い事もあるからな

それを思えば耐えられるってもんよ 」
「 あんた新生なマゾですか! 」

何か隠してますね
自分から話さないなら然程困ってないんだろうけど

さぁてお家帰ってお風呂入ろう


『 ん、んふー…… 』

神楽ちゃんを部屋に寝かした後
お風呂に入っていると新八君の叫び声が聞こえた

また何かやらかしたのかな、銀時が
早く出てあげなくちゃな
温くなってきて尚更眠くなってきた

『 どしたの新八君 』

「 ああ、ハルさん聞いて下さヒョォートッッ 」
『 ? 』

「 ななッなんで服着てないんですか!! 」
『 暑いから 』

布地を掛けて 下着を履いてるのは悪い事なのか
服着ると暑いんだよね
体内に熱こもって蒸し暑いし

「 そうですけどぉ!! 」

服を着て落ち着かせて話を聞いた

銀時が緊急用の貯金を掻っ攫って
この時間帯に糖分を買いに行ったみたい

直ぐ戻ってくると思うし
後で叱ればいいからさ 新八君が


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作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時

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