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「 マジですかァい？
きっと駄菓子屋のババァだ
アイスの当たりくじ
何回も偽装して騙したから怒ってんだ
どうしよ 」
「 心配要らねェよ
俺達を解放して水を与えれば全部水に流すってよ 」
「 そうか、分かりやした。
じゃぁこれ鼻から飲んでくだせぇ 」
「 んあ？ あっあっあだだだだだっ 」
おっ、沖田さんのそれ良いですね
どうせなら温かいお茶にしましょうか
暑い日に限って熱いもの食べたくなる物でしょ
『 ではお茶も。 水分補給って大事ですものね
ちゃんと口から飲んで下さいね〜 』
「 ごふいあいっあつつつあっっあっつ！！！ 」
他人に迷惑かけるなと
あれ程言っているのに聞きやしない
一歩譲って迷惑掛けてしまうのは良い
けれど故意的に金銭を狙うなんてどうかしてます
『 ふふ、もうお金沙汰で問題起こしませんか？ 』
「 もうしませ…しませんから…本当に御免なさい 」
「 本当すんません… 」
「 御免なさいヨ……私約束破ったネ… 」
皆さんちゃんと謝れましたね
許すのでそんな顔で見ないで
助けを求める子犬の様な顔しないで
こっちも心を鬼にしてるんですよ
好きで怒ってるんじゃ無いんですよ
『 …………解くのお願いしても？ 』
「 甘々のサドでさぁ 」
『 サドになったつもりはありませんよ 』
「 甘々なんかじゃありやせんした、鬼畜でぃ 」
「 あ゛ー 」 「 気持ち悪いヨ 」「 うえええっ… 」
「 本来ならテメーら叩っ斬ってる所だが
生憎テメー等に構う程暇じゃねえ、消えろ 」
「 プププ 幽霊怖くて何も手が付けれねぇってか 」
「 可哀想アルな一緒にトイレ着いてってやろうか 」
そうそう、そういうのは良いんですよ
普通に親しい？ ので蓋は外れるから
「 武士を愚弄するかぁぁぁ！
トイレの前までお願いします！！ 」
「 お願いするンかい！！ 」
「 さっきから我慢してたんだ。 でも怖くてな 」
「 おい！
あんたの人生それでいいのか！ それでいいのか！
テメー等頼むからこの事他言しねぇでくれ
頭下げっから 」
「 なんか相当大変そうみたいですね
大丈夫なんですか？ 」
「 情ねぇよ
真逆幽霊騒ぎ位で隊士がここまで乱れちまうたァ
相手に実体があるなら刀で何とかするが
無しときちゃ
こっちもどうすればいいか皆目検討もつかねえ 」
「 え、何…お宅幽霊なんか信じちゃってるの…？
いたたた痛いよーっお母さん！
ここに頭怪我した人がいるよぉ 」
「 お前いつか絶対殺してやるからな 」
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作者名：こなた | 作成日時：2017年6月20日 10時
