【銀魂】僕の世界二【男主】 (ページ38)

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「生産技術」ページ38

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真選組にでも行こうかな

幽霊に襲われて人が寝込んでる。
みたいな事を近藤さんが言っていたし

にしても幽霊って本当かな？

人が寝込む程の霊ってそうそういない
でも体内的に異常が出てきたらまずいからね
一応お手伝いさんですから

どんな服装で行こう？
真選組みたいに隊服風にしちゃおう

傘を手に取り戸を静かに開けた

『行ってきま～す… 』

よし、それじゃあ出発

『お早う御座います』

「あハルさん来て下さったのですか？

有難う御座います！」

来る前に電話しといて良かった。
対応。順応が早くて滑らかに入れる

『山崎さん、お早う御座います』

「お、お早う御座います

局長は彼方に居ます。行けますか？」

方向音痴な事誰から聞いたんだろう
勘で行くと当たるんだけどな
理性的に行くと自分でも驚く程迷っちゃうんだよね

『御心遣い感謝します。でも大丈夫頑張ります

それでは』

「お気を付けて！」

山崎さん優しいなあ

直ぐに僕に気付いた所も凄い
監察としても優秀

鼻歌を歌い乍ら歩いていたら騒ぐ声が聞こえた

迷わずに一発で辿り着けた

「マヨネーズにやられた！」
「余計言えるかッ！」

『近藤さんお早う御座います』

大きな叫び声を上げた近藤さんと土方さん

思わず耳を塞いでしまった
びっくりしちゃった

「いつの間にハルさん来たんでィ……？」

『ほんの少し前ですね

あ。この方達ですか？幽霊騒ぎの』

「あ、あぁそうなんだ。一応見てくれると有難い」

『了解です』

順を追って症状を見た
この人達皆どこかしらに赤い斑点模様がある

しかも血の濃い。血が良く流れる場所が多い

目に付く程の症状の方は居ない
嘔吐も無し。魘されているのみ

んー蚊に刺され？

『一通り見終わりましたがこの方で最後ですか？』

「えぇ」

「では此処じゃなんですから

彼方で一杯茶でもどうですか！」

『あ態々有難う御座います』

「おい総悟あれ見習えねえのかよ」
「死ね土方コノヤロー」

「ええ……？」

有難くお茶を頂きのんびり縁側に座りお話をする

「皆うわ言の様に赤い着物の女と言ってるんです
稲山さんが話してた怪談のあれかなぁ？」

「バカヤロー幽霊なんざ居てたまるか」

赤い着物女の怪談……聞いた事ありませんね

霊体は居る気がするんだよなあ

『信じていないのですか？』

「当たりめェだろ。
あんな科学的に証明出来ねぇもん」

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