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「 あ゛ぁっ！ 」
奥深く突き刺さった
クサナギさんを説得した鉄子さん
どうやら僕達が戯れている間に話をつけていた様で
蹴ったのと同時に抜けようとしていたらしい
出て来てくれたクサナギさんを叩き直す為
小槌を一振り振り翳した
その瞬間 嫌な音がし
クサナギさんの刀身は中心部から粉々に
何とか策を練り決闘当日となった
決闘場所に指定した土手には
既に真選組の方達が居たが
土方さんと総悟の姿が見当たらない
総悟が到着し巫山戯た条件。 というより
屁理屈塗れの条件を提案し許可が下され
余裕を持ち出した銀時。
『 待って。 浮かれるのはまだ早い
総悟の刀、前と違う 』
｢ 流石兄さん。 一味違いますねィ ｣
この日に手慣れた刀を手放したのは何故？
そんな疑問は直ぐに晴れた。
昨日、クサナギさんの口から語られた
魔剣マガナギが大魔王の手に渡っていたのだ
困惑と動揺と共に闘いが始まった
最初こそ絵面が糞塗れだけど時が経つに連れ
真面目な太刀筋になって行く
そして銀時の木刀の刀身部が消えたのと同時に
｢ フフフフフフ ｣
総悟の様子が可笑しくなった。
暫く戦いの流れに任せたが
クサナギさんの体力切れで
銀時が追いやられそうになった瞬間
総悟の手から蹴りで刀を弾き飛ばした
『 いつまでおねんねしてるつもりですか総悟 』
「 ハル… 」
「 ぐっ…き、貴様何を言っている？
主人はもう既に俺の胃の腑の中…！
貴様その目は一体…… 」
目…ああ。 多分死んでるんだろうなあ
ソレを誤魔化す為に笑顔を被せた
『 貴方には何も言って居ないので
少し口を閉じて頂けますか？
一生の好機を逃して良いのかい？ 総悟 』
足を一歩前に マガナギさんが踏み出した瞬間
地面に突き刺さる鞘
しまった 反射的に避けてしまったが
これは意思を持つ鞘。 つまり命があるモノ
走り出し手を伸ばした瞬間
手首に斬り込みが入り
河辺へと弾き飛ばされた鞘が目に入った
「 ハル！！ 」
「 鞘子！！ ッマガナギ貴様ァアァッ！ 」
「 クサナギ、お前が切れないのは
その刃だけでは無い様だな
あの女は何も忘れて等居ないよ
ただ…知らないだけさ 」
「 知らない…？ どういう意味やそれ！ 」
「 まだ気付かないのかい。
あの鞘はお前の娘 サーヤだ 」
「 何やて！ 」
「 娘ってなに……どうやって産むの… 」
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彼方- konata-(プロフ) - Secretさん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。 面白く感じて頂けた事が何よりも作者の幸せです。 有難うございます、 これからものらりくらりと更新して行くので応援の元宜しくお願い致します！ (2018年12月14日 15時) (
レス) id: b76b255ad8 (このIDを非表示/違反報告)
彼方- konata-(プロフ) - 夜さん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。 激励有難うございます！ のらりくらりと亀のごとく更新して行くので暖かい目で見守って頂けたら幸いです。 (2018年12月14日 15時) (レス) id: b76b255ad8 (このIDを非表示/違反報告)
Secret - スッゴく面白いです！更新頑張ってください！続き待ってます！ (2018年11月17日 10時) (レス) id: c47de82906 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くて、続きがものすっごく気になります！更新頑張って下さい！！ (2018年11月5日 15時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こなた x他1人 | 作成日時：2017年9月9日 10時
