7話（合宿編） ページ8
山奥の道を抜けて、更に登った先。周りを木々に囲まれた所に大きく一つだけ建物が建っていた。白いコンクリートで壁が出来ており、奥行も横幅も広い。二階建てで更に広い。中にはコート3つ分の体育館と、部屋が十数室。
言わなくても分かるだろうが、赤司家の建物である。末恐ろしい。
バスから降りて荷物を取っていると、物凄い衝撃が腹に突撃し、後ろにいた敦にまでぶつかってしまった。
『いってぇ…敦、大丈夫か!?』
紫原｢大丈夫だよー…あれ、久しぶりー黄瀬ちん｣
『あ？…あ、久しぶり、涼太』
抱き着かれたままで下を見ると、太陽に反射する金色の髪。声を掛けると大型犬よろしく上を向き、目をキラキラさせた。モデル爆ぜろ。
黄瀬｢ホント久しぶりっス!!紫っちにAっち！会いたかったッスよ〜!!｣
『分かったから離れろ、暑い』
紫原｢Aちんも暑いよー｣
黄瀬に抱き着かれたまま、紫原に背を預けている状態なので3人がくっついているのだ。とりあえずそれぞれ離れて、各校が待つ建物の中へと足を進めていく。
黄瀬｢もうみんな待ってるッスよ!!2人とも遠くて中々会えないスから、全員楽しみにしてるっス!!｣
『ふーん…』
ゆったりと歩く敦の腕を引きながら、シューズに履き替えて体育館に急ぐ。氷室サン達も後から続き、キセキ達含む強豪が揃うコートへと着いた。
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雷雅 - 更新頑張ってください！ (2019年10月8日 20時) (
レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
nowa-ru - めっちゃ面白いです！ほのぼのしてて良いですね！更新頑張ってください！ (2018年4月26日 18時) (レス) id: 3c667cfde4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kiyo | 作成日時：2018年4月19日 20時
