自由な海軍中将は３【ONE PIECE】 (ページ9)

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１０３話父の名ページ9

電伝虫を持ったセンゴク

ｾﾝｺﾞｸ「諸君らに話しておく事がある
ポートガス・D・エース…この男が今日ここで死ぬ事の大きな意味についてだ…!!」

『大きな…意味…？』

ｽﾓｰｶｰ「？」

ｾﾝｺﾞｸ「エース
お前の父親の名を言ってみろ!!」

『!!っまさか…！』

ｴｰｽ「おれの親父は"白ひげ"だ」

ｾﾝｺﾞｸ「違う！！！」

ｴｰｽ「違わねぇ！！白ひげだけだ！！！
他にはいねェ！！！」

センゴクは叫ぶエースを無視し語り始める

ｾﾝｺﾞｸ「当時我々は目を皿にして必死に探したのだ
ある島にあの男の子供がいるかもしれない
"CP(サイファーポール)"の微かな情報とその可能性だけを頼りに
生まれたての子供生まれてくる子供そして母親達をくまなく調べたが見つからない

それもそのはず…お前の出生には母親が命を懸けた母の意地ともいえるトリックがあったのだ…！

それは我々の目を……いや…世界の目を欺いた!!

"南の海(サウスブルー)"にバテリラという島がある。母親の名はポートガス・D・ルージュ
女は我々の頭にある常識を遥かに超えて子を想う一心で20ヵ月もの間子を腹に宿していたのだ!!

そしてお前を産むと同時に力尽き果てその場で命を落とした

父親の死から１年と3ヶ月を経て…世界最大の悪の血を引いて生まれてきた子供

それがお前だ
知らんわけではあるまい……!!

お前の父親は！！！

"海賊王"ゴールド・ロジャーだ！！！！！」

今までザワザワとしていた海兵達は呆気に取られ静かになった

『……エース…』

ﾊﾝｺｯｸ「ルフィの…実の兄ではなかったのか…」

ｺﾋﾞｰ「ル…ルフィさんの兄だって言うからあの人の父親も…ドラゴンだと…!!」

ﾍﾙﾒｯﾎﾟ「おれもそう思ってた!!
どうなってんだ本当の兄弟じゃねぇって事か!!」

コビーとヘルメッポは小声で話す。
周りの海兵も我に返りまたザワザワとし始めた