自由な海軍中将は３【ONE PIECE】 (ページ4)

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９８話元気ページ4

何故エースがインペルダウンにいるのかガープに聞けば分かるだろうが、聞く気にはなれなかった。

いつの間にか船は海軍本部へと到着していた。
部屋へ行く為足を進めるが、前からスモーカーとたしぎが歩いてくるのが見える。

エースに会って気は沈んでるが、エースと私が義姉弟である事は、ガープ以外誰も知らない。
何かあったのかと聞かれ、"火拳のエース"が捕まっている事で元気がないなんて分かれば、面倒な事になるだろう。

だからいつも通りの私を思い出して話しかけに行く。

『スモカ！たしぎ！おっかえり～！』

たしぎ「Aさん何処に居たんですか!!」

ｽﾓｰｶｰ「部屋に行ってもいねぇし
出迎えするんじゃなかったのか？」

『あらあらそんなに会いたかったのかな??
ちょっとじいちゃんに捕らわれてて行けなかったんだよね』

お詫びにとオレンジ色の飴を渡した。

たしぎ「そういえば火拳のエースが捕まったって聞いて驚きましたよ！海兵たちが皆招集されてるんですよね」

『！！……そうだね久しぶりに会う人もいてなんだか懐かしさが蘇ってるよ

あ、そういえば頼まれてた事あったんだ！ちょっとやって来るー！またっね～～！！』

エースの話しが出て咄嗟に嘘を付いてたしぎたちの元を離れ部屋へ戻ってきた。

『…ほかの海兵達も皆知ってるのにどうして私には教えてもらえなかったんだろう…』

―――

Aが去った方向を見ながら呟くスモーカー

ｽﾓｰｶｰ「なんかあったのか…？」

たしぎ「スモーカーさんどうしたんですか？」

ｽﾓｰｶｰ「A いつもと同じように見えたか？」

たしぎ「えっ？…はい見えましたけど…？」

ｽﾓｰｶｰ「そうか

(後で部屋に行ってみるか…)」