自由な海軍中将は３【ONE PIECE】 (ページ26)

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１２０話迫るページ26

ルフィやエースのいる処刑台とは離れた位置にいる私達
久々に会ったとは思えない程の息の合いようで海兵達を撒く2人を追いかけていた

『意外と遠いなぁ』

ｽﾓｰｶｰ「グダグダ言ってねぇで走れ」

突然、広場に入っていた外輪(パドル)付きの船が動き出すがそれを白ひげは片手で止める

白ひげ「全員!! 必ず生きて!!!
無事新世界へ帰還しろ!!!」

そう言うと、左手に力を溜め大気にヒビが入れば広場の後ろに広がる町は倒壊し、さらにその後ろにある海軍本部にも亀裂が入った

『…部屋無事だと思う？』

ｽﾓｰｶｰ「さぁな…」

エース達の声も聞こえるほど近くまで来た私達は崩れそうな本部を横目に話す

エースが解放されたからとその時の私は逃げる前に一声交わせたらなくらいの気持ちでこの戦場で呑気だったし油断もしていた

エースは何年経っても変わらないエースだと言う事に

赤犬ことサカズキ大将が逃げるエース達白ひげ海賊団に向けて煽る様な言葉を掛ければ、一人立ち止まるエース

ｴｰｽ「敗北者……？

取り消せよ……!!! 今の言葉…!!!」

サカズキは右腕をマグマに変えたままエースを更に煽り、またエースも腕を炎へ変えながら反論をする

ｻｶｽﾞｷ「"白ひげ"は敗北者として死ぬ!!!
ゴミ山の大将にゃあ誂え(あつら)向きじゃろうが」

ｴｰｽ「"白ひげ"はこの時代を作った大海賊だ!!!

この時代の名が！！ "白ひげ"だァ！！！」

その言葉と共に両者拳を突き出す
マグマと炎がぶつかるが、能力の上下関係でサカズキのマグマに手が焼かれその場に倒れるエース

その後ろで体力の底を尽き膝から崩れ落ちるルフィ

サカズキは動けなくなったルフィへと的を変え、拳をマグマにし攻撃を仕掛けた

「ガフッ…!!」

『……!!!』

ルフィとサカズキの間へと入り身を呈して弟を守るエース

その体はサカズキの拳で貫かれていた