自由な海軍中将は３【ONE PIECE】 (ページ21)

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１１５話包囲壁ページ21

広場へと戻ってきた私達
船首から降りた白ひげの薙刀と巨人族の海兵の剣のぶつかる音が聞こえてくる

かと思えば白ひげは何も無い斜め上を掴みグッと下へ引っ張った

たしぎ「わっ…!!」

『大丈夫？…捕まっときな』

白ひげの能力で島も海も傾いてバランスが取れない者は横へ転がっていく

白ひげの攻撃は止まらない。衝撃を処刑台の方へと放つ
しかし処刑台の下に並ぶ三大将が攻撃を逸らし奥に広がる町に被害があるだけで処刑台は無傷だ

『クザンさんがとても働いている…!!』

ｽﾓｰｶｰ「こんな時にサボる方がおかしいだろ…」

湾岸に並ぶ重砲が突如上にあがり、高い高い壁が出来る
剣も銃も何を当てても倒れない厚みのある鋼鉄の防御壁
しかしオーズが倒れている場所だけ包囲壁が作動しない様だ

ｾﾝｺﾞｸ「氷を溶かして足場を奪え!!!」

大将赤犬ことサカズキは両腕をマグマと変え、包囲壁の向こう側にいる海賊達にマグマの拳を降らせる

『包囲壁のせいで向こう側にいる海賊達の様子全然分かんないね』

ｽﾓｰｶｰ「赤犬の攻撃で海に落ちるだけだろ」

『それは分かるけどさぁ～スモカだって気になるでしょ？"麦わら"がどうなってるか』

ｽﾓｰｶｰ「……」

『無言は肯定と捉えますよ～』

ベコォ!!!

という包囲壁が凹む音が聞こえると、包囲壁でも吸収出来なかった衝撃や瓦礫が飛んできた

ｾﾝｺﾞｸ「作戦はほぼ順調
これより速やかにポートガス・D・エースの

処刑を執行する!!」