自由な海軍中将は３【ONE PIECE】 (ページ13)

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１０７話正義ページ13

海兵達は皆オーズを止めるため攻撃を仕掛ける。
だがそんな攻撃は効かずオーズは島を囲んでいた軍艦を持ち島まで押していた。

海兵達も船を止めようとするがパワーはオーズの方が格段に上だ。全く止まることなく軍艦は島へとぶつかり湾内への突破口が開かれてしまった。

オーズは湾内へと攻めてくる。

「"熊の衝撃(ｳﾙｽｽｼｮｯｸ)"」

突然の強烈な衝撃にオーズは一瞬気を飛ばし膝を付く。

ｴｰｽ「やめろ…!!!
ここへは来れねぇ…！！」

エースは大声で叫ぶがオーズはまた立ち上がりエースを助けに行こうとしたが、湾岸にある重砲が容赦なくオーズを狙う
七武海バーソロミュー･くまが出した衝撃はオーズに効いており先程まで効いていなかった大砲も今では結構なダメージになっていた

ｵｰｽﾞ「せめで……七武海1人でも…!!」

オーズは湾岸に立っていたドフラミンゴに向かって拳を落とす。
ドフラミンゴは軽く避けオーズの上を笑いながら飛んでいた

ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ「面白ェ！！！
フッフッフッフッフッ！！」

ドフラミンゴが氷の上に着地すると同時にオーズの片足が切れた。
オーズは立っていられなくなり意識も飛びそうになるが力を振り絞り処刑台へと手を伸ばす。

「角刀影(つのトカゲ)！！」

その声と同時に黒い影の様なものが下から上へオーズを貫通し通る。

処刑台まであと少しで届く距離という所でオーズは倒れてしまった。

「「オーズ～～～！！！！」」

白ひげ海賊団の皆は声を上げる

白ひげ「オーズを踏み越えて進めェ！！」

白ひげの声でオーズが倒れた衝撃と悲しみで固まっていた海賊達がまたエース救出へ動き出した

その間も1人笑い続けるドフラミンゴ
その前には13番隊隊長水牛アトモスが刀を両手に1本ずつもち対峙していた。

ﾄﾞﾌﾗﾐﾝｺﾞ「何がおかしいかって!?
この!!時代の真ん中にいる感じさ…フッフッフッ!!

海賊が悪！！？海軍が正義！！？
そんなものはいくらでも塗り替えられてきた…！！

"平和"を知らねぇ子供(ガキ)共と"戦争"を知らねぇ子供(ガキ)共との価値観は違う!!!

頂点に立つ者が善悪を塗り替える!!
今この場所こそ中立だ！！

正義は勝つって!? そりゃあそうだろ

勝者だけが正義だ！！！！」

高らかに言うドフラミンゴ

そして電伝虫にはエースの処刑を早める為の作戦の通信が入った

『っ…』

ｽﾓｰｶｰ「…覚悟して来たんだろ
しっかりしろよ中将様」

『……分かってる』