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五場 ページ5

『...ここか?』



「うん!上におじさんの探偵事務所があるから...それにポアロにいる店員さんにも探偵さんがいるんだ!」


『へえ、探偵か』

おもいのほか彼は探偵に対して興味を持った





コナンくんは小さな手で扉をあける


「こんにちわ!」



「いらっしゃいませ!コナンくん!」


カウンターの奥にいた女性がこちらへ歩いてくるなんとなく優しそうな顔だと思った


「あれ?コナンくんのお友達?」



「うーんと、お友達..っていうか、」

そういってコナンは僕の手を握ったまま説明を始めた




「それは大変ですね...」


「安室さん!」


奥の方からひょっこりと金髪の男性が出てきた

目があったが彼はすぐにそらした




「お腹すいてるみたいでさ、何か作れる?」



「あー..いまから買い出しに行くところでして..梓さん、僕冷蔵庫みてきます」


「あっ!ありがとうございます!
ええと..Aくん、アレルギーとかある?」



『..アレルギー?』


「あーえっと、食べれないものとかあるかな?」


『特にない』

そういう女性は笑顔でわかった、といって奥へいった






「Aはさ、スペインのどの辺りに住んでたの?」

『え?考えたことなかったなー...』



「じゃあ、どんなところに住んでたかはえあかる?」



『僕さ、今はこんな身なりだけど王子様なんだよ
今日はちょうど誰もいなかったから大きな服着ないけどさ』

そう言うとコナンは王子..?と呟き考え始めた


「タイムトラベル...?」


『なにそれ』

そう聞くとコナンくんは焦ったように僕の肩をつかんだ



「Aくんってさ、王子様だったんだよね?スペインの」

『...?うん』



「いまの時代は2000年、後でちゃん説明するから今は僕に合わせて
絶対に君が過去から来たってばれちゃダメ」



『ええ..わかったよ』


返事をする僕に、少し安心したようなコナン
ゆっくりと離れ、彼が完全に自分の席に戻れた所で、アムロ、と呼ばれた男が帰ってきた




「ごめんね、簡単なものしか作れなかったけど」



そういって、炒飯をだした




『..!初めて食べるよ』


「..そうなのかい?口に合うといいな」




普段僕が食べている物とは全くの別物だった

そもそも主食は米じゃなかったし






おかれたのはスプーンのみで、フォークとナイフは無いのか、と思ったが出されないのでこれ一つで食べろということだろうか








(...文字数ぇ..)

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作者名:カナリア | 作成日時:2018年10月24日 7時

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