メール 【注】訂正有り ページ33
〜アーヤ〜
どうしよう…早く探さなきゃ！
そう思った瞬間、ピロンという着信音が聞こえた。
「あ、俺だ…っ美門！」
若武の言葉に、皆目を見開く。
嘘っ！
「翼なのっ！？」
思わず叫んでしまった。
犯人に俺たちの存在がバレるだろ…上杉君にそう言われて、慌てて口を抑える。
「何て書いてあんのや？」
服部さんが若武の携帯を覗き込むように首を傾げた。若武は、ゆっくりと口を動かす。
「“若武、皆。俺たちは無事だよ。コナン君の携帯が壊れたから、俺のスマホで連絡した。ところで、頼みたいことあるんだけど、いい？
予告状の写真と、『6年前の今日にあったサッカー場での事故』について詳しく調べて送って欲しい。大至急で”だってよ。」
無事…そっか。よかった…！！
後の方は、半分くらいしか頭に入ってこなかった。
無事だっていう知らせが聞けたもの。
「俺は予告状の写真を送る！」
「よっしゃ！ほんなら俺は大滝はんに連絡して調べてもらう。上杉っちゅうたか？俺が調べてもらった内容読むから、メールに打ってくれへんか？」
若武や服部さんの言葉をぼんやりと聞きつつ、どこか不安の渦巻く胸を抑える。
7年前の事件…予告状…
翼とコナン君は、何をするつもりなの？
まさか……犯人に接触するなんてこと…
銃に立ち向かうなんてこと…しない、よね？
「早く無事な姿を見せてよ…」
私の呟きを聞いていたのか、黒木君が心配そうに覗き込んできた。
私は、忙しそうな若武たちを横目に、黒木君に思いをぶつける。
翼たちが何をするつもりなのか…私の仮説を。
そんなことしないよね？そう言い聞かせても、悪い予感というものは当たるものだ。
「……あいつらは、犯人に立ち向かうつもりだろうな。この頼みは、推理の証拠集めってところだろうしね…」
やっぱり…でも、どうして？
どうして危険に飛び込んで行くの？
そんな私の疑問を感じ取ったのか、黒木君は乾いた笑みを含ませた。
「あいつらは、犯人に罪を償ってほしいんじゃないかな…だから、推理をしようとしている。これは俺の仮説だけど…犯人を助けようとしてるんじゃない？」
助ける…
「だったら、私達も翼をサポートしないと！だって、私たちは仲間だから…」
警察を足止めしてくれている忍たちの思いも、私たちが伝えないと！
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
解決編は次の更新の時になりそうです！
すいません！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みずは翼(プロフ) - 吹雪姫さん» いいですね♪書かせて頂きます！！ (2019年8月14日 22時) (
レス) id: 9487e9fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪姫 - お願いです！ＫＺ×コナンの夢主アリ小説書いてください！ (2019年8月14日 18時) (レス) id: c4455a25af (このIDを非表示/違反報告)
みずは翼(プロフ) - 秋風優希さん» ほんとですか！？ありがとうございます！秋風さんも頑張ってください！ (2019年1月4日 21時) (レス) id: 9487e9fcb1 (このIDを非表示/違反報告)
秋風優希 - この作品続きが気になりますね！同じKZ×コナン夢小説の作者として尊敬します！ (2019年1月4日 20時) (レス) id: b1cee99cd5 (このIDを非表示/違反報告)
みずは翼 - まお??さん» 返信しなくて、ほんとすいません！パスワードど忘れしてたんですけど思い出したので、これから更新始めます！ (2018年10月27日 16時) (レス) id: 142ba0a5c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みずは翼 | 作者ホームページ：http://mizuha.uranai@tututu
作成日時：2018年7月23日 22時
