KZとコナン 〜サッカー場での復讐劇〜

会議２ ページ6

「そうよ。」
早速においかいでもらおうじゃねーか。
「みか、、、「ちょいまち！」
「なんだよ、服部。」
「お前、黒の組織について先知っといた方がええやろ。」
まあ確かにそうだけど、、、
「つーか美門が何も言わねえから言わなくてもいいのかなーっておもったんだよ。」
「知りたないんか、美門。」

クスッ
！ 美門の笑った顔、やっべぇ！
「俺は工藤さんと灰原さんが話したがらないから話す気になったら話してもらおうと思ったんです。なにやら、灰原さんに事情がありそうですので。」
やべぇ、こいつ賢すぎだ。
周りもよく見てる。俺たちの言動で推理してやがる。
「灰原。言うか言わねえかはお前しだいだぜ。」
「言うに決まってるでしょ。じゃないと、誰かさんが何かしそうだし。」
はぁ？

「美門くんも察しの通り、私は元黒の組織の一員よ。そこから脱走するためにクスリを飲んだの。でも、そのクスリを作ったのは私の両親。それを受け継いだのも私だけどね。」
「俺からも説明する。」
全部話すか。
「俺が蘭と遊園地に遊びに行ったとき、怪しげな男二人を目撃したんだ。で、尾行すると背後から近づいてきたもう一人の仲間に頭を殴られ、へんなクスリを飲まされたんだ。」
「それがアポトキシン4869、、、」
「そう。で、目が覚めたら体が縮んでしまっていた。このままだと正体がばれると思った俺は小五郎のおっちゃんとこに転がり込んで、奴ら『黒ずくめの組織』を探している。阿笠博士はこの時計型麻酔銃やー､､､､､､､､」

「分かりました。」
飲み込み早ぇな。これだけのことを混乱せず聞けるなんて、､､
「では、アポトキシン4869を見せてもらえませんか？」
「本体はないわ。試作品だけ。」
「結構です。」
「はい。」
「ありがとうございます。」

「ん、これ、、、」
「何か分かったのか!?」
「灰原さん、このクスリに入れたのはー､､､､､」

「ぜ、全部合ってるわ。」
マジかよ、､､
「さすがだよ。」
でも、この能力をどうやって使うかだけど、、、
「工藤さん。」
ん？「何だ?」
「俺、移り香とかもかげるので、『ジン』と『ウォッカ』に会わせてくれればにおいをたどれるかもしれません。」
すっげぇ、、、

「工藤君。」
「は、灰原。」
「これ、アジトを見つけるチャンスかもね。」
「ああ、、、」

若武達も使えるかもしれねえ。
「美門。明日、○○駅にこれるか？」
「はい。」
よし、やってやろうじゃねぇか！

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