ワンピース短編集

↑続き ページ49

そういえば変身解いてなかった

念じれば元の姿に戻る

「もしかしてA？」

船にクールビューティな女性がいた

『…もしかしてニコちゃん？』

「やっぱり 久しぶりね」

『うそー⁈

ニコちゃん私より一個上じゃなかったの⁈』

「時間の流れが違うみたいね」

『マジで⁈』

「ロビン 知り合いなんか？」

「ええ 昔ちょっとね」



麦わら帽子の人 ルフィさん達の仲間になり

危険な時もありけど変身すればなんのその

たくましく生きてます

一日中ニコちゃんにべったりだけど

「なあA ロビンばっかじゃなくて

俺とも遊ぼうー」

『えー』

「ふふ たまには船長さんと

遊んであげたら？」

『うーん分かったー』

「ありがとなロビン！」

ルフィさんに手を引かれる

まるであの時の私とニコちゃんみたい

『それで、何する？』

「鬼ごっこ！」

『2人でかよ』

ジャンケンの結果 ルフィさんが鬼

めっちゃ不利やん ゴム人間やで？

まあ私もあの力のおかげで

身体能力上がったけど

でもやっぱ不利だった

粘ったけど突進される勢いで捕まり

甲板に倒れ込む

「にししっ 捕まえた」

『はいはい 捕まっちゃった』

何故かすぐに退いてくれない

私をジッと見つめている

『何？』

すると、ただでさえ近かった顔が更に近付き

柔らかな唇が当たった

『へ？』

「俺何か変なんだよな

いっつもお前のこと考えてるし

お前と一緒にいると落ち着くけど

心臓が早くなって疲れるし

ロビンといつも一緒にいて

ロビンが羨ましいと思う反面

ロビンが憎いと思う時もあった

これが何なのかロビンに聞いたら…」

『聞いたら？』

満面の笑みでこう答えた

「恋 って言うらしい」

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