↑続き ページ31
Aはまだ目覚めない
あの時、門からの敵は囮で
主要は窓から侵入していたようだ
たった一人で最後まで戦ったA
私がもっと早く援護に入っていれば
医務室のベッドで眠るAの手を取り
口付ける
「早く 目を覚ましてくれ」
全身に鈍い痛み 身体が重く起き上がれない
左手を握られている感触がある
首を動かして見ると
ぺル様が私の手を握ったまま
ベッドに伏せて眠っていた
顔がこちらを向いている為 寝顔が見える
綺麗だな
手を握り返すと それだけで目を覚ました
「A！ 目を覚ましたのか 良かった」
『はい ご心配お掛けしました』
その後 医師を始め多くの方がやって来て
泣くや怒るや喜ぶやで大変だった
完全復帰し 鈍った身体を鍛えていると
「A」
『ぺル様 何でしょう』
「鍛練の最中すまない 少しいいか？」
『はい 大丈夫です』
「そうか」
すると 更に近付いてきたぺル様
私を抱き締めてきた
『ぺル様？』
「私は恐かった あの時の血に染まり
冷たい肌 浅い呼吸 何日も目覚めず
このまま Aが消えてしまうのでは
ないかと ずっと恐かった」
そこまで言って 一旦少し離れた
肩を掴まれ 向き合う
「A 愛している
この想いは決して変わらない」
『私でいいんですか？ もっといい女性が―』
「Aがいいんだ
他の女性なんか目に入らないくらいに
いつも追ってしまうくらいに
惚れ込んでしまっている
Aは愛らしく たくましい 素敵な女性だ」
『うっ そんな面と向かって言われると
恥ずかしい、です』
目を合わせていられなくなり反らすと
また抱き締められた
「A 応えをくれないか？」
『あー よろしく、お願いします…』
「！ ありがとう」
より強く抱き締められる
私も抱き締め返した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マリコ - ワンピース短編集題名は『此如何』っていうまず宴会中にクリケットさん達がルフィ達と小柄ヒロインに真夜中の森の中で南を向く習性を持つサウスバードを捕まえてくるように頼むお話を見せてください。７さん (2019年3月20日 2時) (
レス) id: 4cd453fccb (このIDを非表示/違反報告)
現世君(プロフ) - 7さん» 更新ありがとうございます。読ませていただきました。とても面白かったです！！これからも頑張って自分のペースで更新頑張ってください。 (2019年3月19日 21時) (レス) id: 6fd2ddfd74 (このIDを非表示/違反報告)
7(プロフ) - 現世君さん» リクありがとうございます。書き上がりましたので、ご期待に応えられていたいいのですが、お楽しみ下さい。 (2019年3月19日 21時) (レス) id: 2ea07a9634 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - ワンピース続きを楽しみにしていますのでよろしくお願いします。 (2019年3月18日 21時) (レス) id: 1045ea89cf (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - ワンピース短編集題名は『此如何』っていうそしてジャヤに到着して次はロビンと小柄ヒロインも一緒に服の調達と空島の情報を調べにメリー号に戻ってモンブラン・クリケットさんに会いに行ってそして空島の行く方法を教えて貰うお話を見せてください。 (2019年3月16日 0時) (レス) id: 5df9d8a980 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：7 | 作成日時：2016年11月19日 21時
