No.56 悪夢 ページ17
痛い…
「ハンマーで全身の骨を折ろう！」
助けて…
「千本の矢を刺そう！」
嫌だ…
「簡単に殺すな！苦しめろ！」
ザクッ
ガバッ！
起きるとそこはいつもの俺の部屋
まだ外は薄暗い
ロ「はぁ はぁ…」
何で今になってあんな夢を見たんだ
あんな地獄を
完全に目が覚めてしまった
今から寝ても眠れないだろう
仕方なくベッドから出て、飲み物を飲むため
キッチンに向かった
コーヒーを入れた それを飲む
あんな夢を見たせいか、少し怖い
外は薄暗いし、静か
俺一人しかいない
その空間に耐えられず、俺はサフィリアの部屋
に向かった
能力を使い、静かに部屋に入ると、サフィリア
はまだ寝ていた
サフィリアの寝ているベッドに近づく
サフィリアがそばにいると安心する
ここでなら寝られるかもしれない
ベッドに頭をのせ、目を閉じた
サ「――さん 大佐さん」
体を揺すられ、目を覚ました
すぐそばにはサフィリアがいた
ロ「わっ悪ぃ！」
そうだ 俺は勝手に部屋に入って寝ちまったんだ
怒ってる………ことはないだろうが、何で俺が
ここにいるのか聞かれる気がする
サ「どうしているの？」
やっぱりな
一人が怖くて来ました、なんて、ガキか
でも言うしかないよな
ロ「ちょっと怖い夢を見ちまって、一人が怖
かったから来た」
サ「怖い夢って？」
ロ「……」
言っちまおうか 俺が天竜人だったことを
でもサフィリアに軽蔑されるんじゃないか
それが怖い
せっかく恋人になれたのに
サ「話してごらん」
ロ「……」
サフィリアなら サフィリアなら大丈夫……だ
よな？
サフィリアを信じて、全てを打ち明けた
ロ「……」
サ「……」
全てを話した お互い無言
だが、俺の頭の中は不安でいっぱいだった
顔を伏せていると、頭に感触が
それはサフィリアの手だった
サフィリアが俺の頭を撫でている
ロ「……サフィリア？」
サ「ん？」
ロ「俺のこと嫌いになってないのか？」
サ「何故？」
ロ「俺が天竜人だから」
サ「……ふぅ
私の話も聞いてくれないかしら？」
そう言って、サフィリアは話しだした
後書き
更新できずすみません！
中間テストが終わっても
漢検(強制的に受けさせられた)
文化祭があり忙しくて
実は今月の最後に期末テストがあるので
更新が遅れるかもです
ご迷惑おかけします
引き続きよろしくです(^∇^)
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あいな(ε) - 1から読んで凄く面白いです！！ これからも頑張って更新お願いします！！ (2016年1月2日 22時) (
レス) id: 01d50c33d0 (このIDを非表示/違反報告)
☆モモンガ★(プロフ) - とても面白いです！！毎回更新楽しみにしてます (2015年11月13日 0時) (レス) id: 4fb012f111 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 1から読ませていただきました。スッゴく面白かったです!! 更新するのを楽しみにしてます!! (2015年10月17日 15時) (レス) id: e7b7eab21e (このIDを非表示/違反報告)
マイ - １から見てます！面白いです＾−＾ (2015年10月7日 19時) (レス) id: 7555eb2469 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7 | 作成日時：2015年10月5日 18時
