No.50 謎の女と二人（side?） ページ11
あの女は一人で歩いている
今ならチャンスだ まずはあの女が何者かを聞
き出そう 彼との関係も
邪魔者なら排除しないとだしね
？「あのぉ？」
サ「？ 何か？」
？「あなた昨日うちの店に来てましたよね？
私はその店の娼婦をやっております
レミといいます」
サ「店……あぁ、あの店ですか」
レ「はい あなたのお名前は？」
サ「名乗るほどの者ではないのでそれは…」
ちっ 面倒くさい
レ「そうですか
では、あなたは海兵の男性を連れていってしま
いましたが、彼とはどういう関係なんです
か？」
サ「上司と部下です 私も海兵なんです」
レ「あなたも海兵なんですか！」
上司と部下か、ひとまず彼女じゃなくて良かっ
たわ
でも油断はできない
レ「ありがとうございました」
サ「いえ」
そう言って女は歩いていった
さて、次は彼の元に行こうかしら
しばらく歩いていると、喫茶店に彼はいた
店に入り、カウンターにいる彼に近づく
レ「お隣いいですかぁ？」
ロ「……あぁいいぞ」
やったぁ 隣ゲット！
この人私に気があるわね
なら落とすのは簡単ね
レ「私レミっていいます〜 昨日うちのお店
に来てましたよね？」
ロ「店？……あぁ」
レ「あの時は聞けなかったですが、あなたのお
名前は？」
ロ「俺はロシナンテだ」
レ「ロシナンテさんですね
ところで、昨日来た女性とはどういう関係なん
ですか？」
ロ「関係？」
レ「えぇ みんな気にしてましたよ」
ロ「サフィリアは俺の彼女なんだ」
彼女？！ただの上司と部下じゃないの？！
あの女嘘ついたわね 許せない
レ「彼女さんですかぁ サフィリアさんって言う
んですね」
ロ「あぁ」
するとその時
サ「大佐さん」
この声は…
ロ「あぁ サフィリア
じゃあレミさん、俺はもう行くよ」
レ「えっえぇ さよなら」
二人は店を出ていった
あの女、邪魔してくれたわね
絶対許さない みてなさいよ
女の後ろ姿をおもいっきり睨み付けた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいな(ε) - 1から読んで凄く面白いです！！ これからも頑張って更新お願いします！！ (2016年1月2日 22時) (
レス) id: 01d50c33d0 (このIDを非表示/違反報告)
☆モモンガ★(プロフ) - とても面白いです！！毎回更新楽しみにしてます (2015年11月13日 0時) (レス) id: 4fb012f111 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 1から読ませていただきました。スッゴく面白かったです!! 更新するのを楽しみにしてます!! (2015年10月17日 15時) (レス) id: e7b7eab21e (このIDを非表示/違反報告)
マイ - １から見てます！面白いです＾−＾ (2015年10月7日 19時) (レス) id: 7555eb2469 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：7 | 作成日時：2015年10月5日 18時
