検索窓
今日:355 hit、昨日:2,002 hit、合計:45,975 hit

story-2 ページ4










「く…工藤くん…
席を代わって…私を隠して…」








ふと、そんなことを言い出す灰原


と同時に、元太たちが、ぁ…!と声をあげた





顔を上げるとそこには、新出先生と一人の女性が立っていた


あれは…蘭姉ちゃんの高校の英語の先生…?








「私の名前は、ジョディ・サンテミリオン!
今日は、Dr.新出と上野美術館でデートですー♡」








そんな事を言ってる彼女

どうやら、聞けばデートという訳ではなく普通にバス停で偶然出会ったらしい。





楽しそうに話している2人は、そのまま俺たちの前に座った

ふと、灰原の方を見ると先程よりも汗をかき、拳を握りしめていた。





横を見ると、マスクと帽子をした青年とサングラスをかけた全身黒ずくめのグレーの髪の毛をした女性が席につくところだった。









「ッ!」








く…黒ずくめ…、?


グレーの髪の毛!?





い…いやいや、待て待て


グレーの髪の毛をしている人なんて沢山いるし、黒い服を着た人だって…

何を驚いてるんだよ、俺は






はは…と嘲笑気味に笑い、後ろを向くとマスクの男性は座席の真後ろの右に


そして、サングラスの女性は、その右隣、つまり真後ろの右端に座った






だが、念の為、目をつけておいた方がいいかもな…





そう思った矢先だった

突然、前の方にいたスキーウェアに身を包んだ2人組が拳銃片手に叫び出した









「騒ぐな!騒ぐとぶっ殺すぞ!」



「「「ッ!」」」









バ…バスジャック…!?


瞬く間に、車内は悲鳴の渦に飲み込まれた




だが、目の前の1人が発砲した事により車内は静寂に包まれた

人間を支配するには、恐怖が一番だとよく言うしな。





そんな事を思っていると、突然犯人の一人がバス会社に繋がっている携帯に向かって自身の要求を叫び出した





それは、現在服役中の矢島邦男という男の釈放だった。



どこかで聞いた事のある名前だと思ったら、そいつは先月爆弾を作って宝石店を襲った強盗グループの一人だった


捕まったのは、主犯の矢島のみで残りの3人は現在も逃亡中




どうやら、その逃亡中の3人の内の2人がこの目の前にいる2人なんじゃないかと俺は睨んだ









story-3→←story-1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (110 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
449人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

デンプン。(プロフ) - マグさん» マグ様 初めまして、素敵なコメントありがとうございます! まだまだ序盤ですが楽しんで頂けたみたいで良かったです。更新頑張りますね!ありがとうございます! (5月9日 1時) (レス) id: 03e5adbb32 (このIDを非表示/違反報告)
マグ(プロフ) - 面白かったです。これからどうなるのか気になりました。 更新されるの楽しみにしてます (5月8日 23時) (レス) id: 9053eea8e1 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - 夢子さん» 夢子様 初めまして、嬉しいコメントありがとうございます! 更新、頑張りますね!! (5月7日 15時) (レス) @page1 id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
夢子(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしてます (5月7日 14時) (レス) id: 913dff5ce5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:デンプン。 | 作成日時:2023年5月6日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。