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story-1 ページ3











コナンside







ひっくしょん!!!


そんな漫画のようなくしゃみが、このバス内に響き渡った



それを放った当の本人は、鼻水が…なんて言って鼻をかんでいる。





そんな博士を見て、呆れつつも心配をしている元太たち

あぁ…なんて言ってる博士を横目に、どっちが子供か分かんねぇな…と思いながら、ため息をつく。








「あら…退屈すぎて死にそうね
早く事件か何かに遭遇したいって顔してるわよ」



「あん?」



「それとも出会いたいのは…彼らの方かしら?」








隣に座っている灰原にそんな事を言われ、はっ…と鼻で笑った後、バーロと言葉を続けた。


こんな博士や元太たちが乗っている狭いバスの中で奴らなんかに会いたかねぇよ。






そんな事を思っていると、ふと乗ってきたじいさんに身体が強ばった。


黒ずくめの男…!?







何て俺の考えを見透かしたように灰原は、横目で俺を見ながら否定の言葉を口にした。





何でも灰原曰く、匂いで分かるらしい

組織にいた者だけが発するイヤな匂いがあるらしいな。




別に灰原からはそんな匂いしねぇけどな。


何て灰原に伝えたら、バカ。と言われた








「それで…どうだったのよ
こないだの東都ホテルであった事件
奴らに会ったんでしょ?」



「ん?いや…俺が現場に着いた時には既にいなくなってたよ
容疑者の田村議員が床で寝てるだけで荒らされた形跡とかもなかったよ」



「ふーん
なら、やっぱり貴方の勘違いね
奴らが裏切り者を始末しないなんて事はないもの」



「いや…無くなってたんだよ…」



「え?」








そう


奴らの情報が入ってたとされるUSBが田村議員のポケットを探っても無くなっていたのだ。

どこかに隠したのかと思ったが、ホテルで隠せる場所なんて限られてる。




監視カメラにも田村議員がどこかに行った素振りなどはなかった。







「それから落ちてたんだよ…
アッシュがかったグレーの髪の毛がな」


「ぇ?」








そして、もう1つ

奴らがその場にいたとされる証拠




それは、田村議員の服にグレーの髪の毛がついていたのだ









「お前、知らねぇか?
アッシュがかったグレーの髪の毛した奴らの仲間を」








俺がそう言った瞬間だった




隣にいる灰原の顔が強ばった

と同時に、ガタガタと震え出す灰原








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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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デンプン。(プロフ) - マグさん» マグ様 初めまして、素敵なコメントありがとうございます! まだまだ序盤ですが楽しんで頂けたみたいで良かったです。更新頑張りますね!ありがとうございます! (5月9日 1時) (レス) id: 03e5adbb32 (このIDを非表示/違反報告)
マグ(プロフ) - 面白かったです。これからどうなるのか気になりました。 更新されるの楽しみにしてます (5月8日 23時) (レス) id: 9053eea8e1 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - 夢子さん» 夢子様 初めまして、嬉しいコメントありがとうございます! 更新、頑張りますね!! (5月7日 15時) (レス) @page1 id: 21905b0a6a (このIDを非表示/違反報告)
夢子(プロフ) - 頑張ってください!更新楽しみにしてます (5月7日 14時) (レス) id: 913dff5ce5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:デンプン。 | 作成日時:2023年5月6日 19時

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