キミとの幸せを。 (ページ14)

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気の進まない飲み会。3 ページ14

A「…もう行かない。」

樹「何もされてない？よね？」

A「何も…っていうか…」

樹「え？なに？？？」

A「連絡先聞かれたりとか？」

樹「…とか？」

A「…どさくさに紛れて手握られちゃたりとか。」

樹「…とか？？」

A「この後抜け出さない？とか…？」

樹「もう！！！マジで言ってんの？？」

A「ウソだから笑何もないよ！だから言ったじゃん、樹くんの事しか考えてなかったよ！！早く帰ろっ！！」

Aの方から手を繋いできて、そのまま歩きだした。

樹「マジで信じらんない！なんでビビらすんだよっ！ただでさえ仕事中も嫉妬で狂いそうだったのに！！」

A「ってかさ…樹くんだったら…そんなことするのかな、って考えて…妄想で私も嫉妬に狂ってた笑」

樹「ちょっとAさん？」

A「ん？」

樹「今日なんかマジでヤバくない？」

A「なにが？」

樹「可愛いことばかり言ってさ、帰ったらどうなるだろうね？」

A「ふふふ。早く帰りたい。」

もちろん、帰ったら…どちらからともなくはじまって…

チュッ…チュッ…チュパッ…

A「…んっ/// 樹くんっ好き…」

…こんなに素直に求めてくれるなら、今回の飲み会もある意味必要だったかもな。笑