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決まり事。1 ページ1
一緒に暮らすようになった俺たち。
俺は、一緒に居れることへの幸せをしばらく満喫しようと、仕事終わりも急いで家に帰ってた。
A「ねぇ、樹くん。いつも急いで帰ってきてる？あまり無理しないでね。」
樹「無理なんてしてないよ？だって早くAに会いたいじゃん。」
A「そうなんだけどさ。これからずーーーーーっと一緒に居たいから。だから、無理はしちゃダメ。お互い。」
A「誰かと飲んできたい時はそうしていいし。もちろんちゃんと連絡くれればね！そしたら安心するから。」
樹「そだな。お互いな。」
A「じゃあさ、決まり事、決めよ！」
樹「決まり事？」
A「そ。たとえば〜、誰かと出かける時は必ず連絡する！とか、家事は時間がある人がすすんでやる！とか。」
樹「ん〜。いってきますとただいまのちゅーを必ずする！とか？」
A「ちょっと！真面目に考えて！」
樹「えー！めっちゃ大真面目！大事な事じゃんっ！！」
A「もう〜笑 じゃあ〜そだな〜あとは…。」
樹「…一緒に寝たい時は自分からちゃんと誘う、とか？」
A「ちょっとっ！」
樹「だってさ〜、いっつも俺ばっかりなんだもん！一緒に寝たいって言うの。」
A「ってか、毎日じゃん。言わなくてもそうなるじゃん。」
樹「え？イヤなの？？」
A「イヤじゃないよ！でも言わなくても一緒に寝てるじゃんって言ったの！」
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作者名：Hanae | 作成日時：2020年6月30日 12時
