キミの隣には。 (ページ7)

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気持ち次第。ページ7

Aと約束したのは電話してから1週間後。

仕事終わりに飲みに行くことに。

本当は電話で、『俺んちでおうちデートする？』って流れで言ってみたんだけど、

『そんなの緊張しすぎてどんな顔したらいいかわかんないから、まだ無理！』だって笑

珍しくない？普通の女なら俺がうちに誘ったら喜んでやってくるはずよ？笑

『まだ無理』ってとこがポイントだと思ってて、
じゃあ、いつか来てくれるんだ、って思うと、そこら辺のゲームより楽しい。

ってか、俺…Aをどうする気なんだろう？

落とすっていうか、俺を好きなことは間違いないし、結局俺の気持ち次第なのかな。

自分でもよくわからない心境だから、気持ちに任せて動く事にした。

Aを自分のものにしたい、って思うのかな…。

まだわかんないや。

ってか、Aから告られたわけでもないんだけどね笑

俺の勘違いで、他に好きな人いたりしたら…

ウケる、どうした、俺。

ジェシー「樹、Aさんと飲みに行くんだって？」

樹「何で知ってんだよ、ってか、来るなよ！！」

ジェシー「電話した～。超浮かれてんだけど！可愛すぎっ！」

大我「え？え？Aちゃんとデート？？それ俺も行っていいやつ？」

樹「なんできょもまで邪魔すんの？ダメだって！」

大我「じゃま？なんで？？樹はAちゃん狙ってるってこと？」

樹「いや、そういう訳じゃないけど…」

ジェシー「樹だめだよ、そんないい加減な気持ちでAさんもてあそばないでよ？」

大我「そうだよ～！Aちゃんさ～繊細なんだよ、今までの恋バナ、涙無しでは聞けないよ？」

樹「ってか、なんできょもはAの過去の話とか知ってんの？」

大我「俺？なんか俺は女子として扱われてる気がする笑相談相手的な笑」

ジェシー「なんかちょっと楽しみだな、樹がどうすんのか笑」

樹「俺で楽しまないで！！ってかお前らに話さないから！！」

大我「樹は話さなくていいよ、Aちゃんに聞くから笑」

もぉ～！！だから共通の知り合いだとやなんだよな～！！

きょも「で、いつなの？会うの」

樹「明後日。」

きょも「え？？さっきのマネージャー話、きいてた？明後日の仕事の予定変わってたけど大丈夫？」

え…。マジかよ…。