君を守らせて (ページ10)

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渡辺side

ラ「僕、こーじくんに嫌われてるのかな…」

「「「え？」」」

康二が楽屋を出てからシーンとなった
楽屋にラウールの言葉と7人の
驚きの声が響いた

目「まって、なんでそうなんの？」

ラ「だって、こーじくん
僕が誘ってもいつも断るし…」

佐「いや、さっきのはラウールを
拒否したわけじゃないと思うぞ？」

ラ「でも、最近ずっとご飯誘っても、
遊びに誘っても、断られるもん…
ちょっと前はよくお家に誘ってくれたのに…」

深「でも、ラウールを嫌うわけないだろ

えっ？泣くなよー、大丈夫大丈夫」

泣いちゃったラウールをなだめるふっかと
その隣で涙を拭ってあげる目黒

「最近の康二、
寂しそうな顔してるのに
声掛けても近くに寄ってこないんだよなー」

岩「最近、俺にも甘えてこねぇーんだよ…」

阿「笑い方も引きつってるよね…」

宮「翔太と照でもダメなときあるんだ…」

康二がなにか抱えているなら
協力したいから、柄にもなく俺から
メシ誘ったときも断られた

自分で言うことじゃないけど
康二、俺のこと大好きだから、
いけると思ったんだけどなー苦笑
そして、ちょっとへこんだからね

康二もラウールみたいに気持ちを
さらけ出してほしい
その時は、受け止めてくれるやつが
8人もいるのに
その事を康二に伝えるにはどうしたらいいんだろう