君を守らせて (ページ25)

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佐久間side

おわっても相当嫌だったみたいで
俺をギュッとしながらグズグズしてる康二
こんなに苦手だとは…苦笑

向「ﾋｯｸ…ｸﾞｽｸﾞｽ……いたかった…」

「痛かったかー、でも頑張れたじゃん！
えらいねー撫」

向「ﾋｯｸ…ふっか…さ…へ…」

「ん？
……ふはっ、あははは！！まじ？笑」

深「え？なに？」

「ふっかさんへたって！笑」

岩「あははは！！笑
ふっか！笑」

深「えー、うそでしょ！
こーじ、俺上手だろ？」

向「ｸﾞｽｸﾞｽ…んーん…ふふ」

「こーじ笑ってんじゃーん！笑
じゃあ、次は俺がやってあげるよ！」

向「…コクッ」

岩深「まって！佐久間は怖い！！」

やったあとはグズグズ落ち込んじゃうかなと
思ったけど意外とそんなことなくて
ふっかに不満をぶつけてた笑

岩「こーじ、もう一眠りするか！
そしたら、熱下がってるよ」

向「…ん…」

深「どした？眠くない？」

向「…ギュって…」

「ん？あー、わかった！笑」

俺が離れちゃってたのが嫌だったみたいで
康二を抱きしめると満足そうに目をつぶった

熱が下がったら今度はおでかけしよーな
全員で楽しそうに出かける俺たちを想像しながら
俺も康二と一緒に眠りについた