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「知らなかったんなら傷つけちゃったかなぁ笑
でもね、大我くんって簡単に人のこと裏切っちゃうんだよ？しかもそれでも平気な人だから」
そう言って笑う彼女とは裏腹に、私はイライラがすっと引いていった。
きょもが簡単に人を裏切る？
裏切っても平気？
(…何言ってんだろ、こいつ)
きょもと関わってる期間、絶対私の方が短いはずなのに。
「は？何で笑ってんのあんた」
元カノなんて言ったわりには、
きょものこと何にも分かってないんじゃん。
「あの、元カノさんの話が本当だったとして。
私がそれをはいそーですか、って信じるとでも思ってるんですか？」
「何言ってんの、こっちは本当の話してんのよ？」
「突然現れた貴方とずっと一緒に居た人のどっちを信じるかなんて、小学生でも判断できると思いますけど？」
「なっ、」
頭沸いてんの？とまで言いかけて、きょもの前で口が悪くなるのは恥ずかしいな、と言葉を飲み込む。
というか、そもそも信じる気が全くない。
きょものことを知って物凄い月日が経ったわけではないんだけど、
そんな人じゃないって言い切れる自信があった。
「私はただ忠告してあげようと思って…」
「あぁ、そういう事は本人から聞くので大丈夫ですよ。わざわざご苦労様です」
「っ、大我くんが嘘つくかもしれないでしょ！？」
「うわっ、急に大きな声出すなよ。びっくりするなぁ。
つーかその言葉そっくりそのままお返しするわ」
わなわなと震える彼女を睨みながら、そっときょもの手を取る。
顔を上げると、驚いて目を見開いているきょもと視線が合った。
白くて細い指先から震えが伝わってくる。
…小学生が抱えるには、きっと大きすぎるトラウマだったんだ。
大丈夫だよ、そう言うつもりでそっと指を絡める。
「あんたなんかが…大我くんの何を知ってるの？」
「えっ、この期に及んでまだそんなこと言う？」
「大我くん、何でこんなのがいいの？」
「いや。やばいなお前、思考回路終わってんな」
思わず本音が溢れて口を塞ぐ。
焦って隣を見たけどきょもは何も言おうとしない。
丁度良いや、と思って
行こう、と小さな声で言って手を引っ張った。
まだ何か言いたげな彼女に振り返って吐き捨てる。
「あんたが何と言おうと大我は私の彼氏だから。
もう近づいてこないでね？」
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みー(プロフ) - 紺さん» すみません、Twitterのほうが見当たらないのですが… (2022年3月3日 16時) (
レス) id: 98e8827874 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 紺さん» 了解です！ありがとうございますm(__)m (2022年3月3日 16時) (レス) id: 98e8827874 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 名無し10145号さん» コメントの返信が遅くなってしまってすみません😭「京本くんは砂糖対応。」さTwitterの方に全て移していますので、そちらで見ていただけたらと思います…！ (2022年3月3日 16時) (レス) id: 3f4dbcf23f (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - みーさん» コメントに気づくのが遅くなってしまってごめんなさい…！「京本くんは砂糖対応。」はTwitterの方に全て移していますので、そちらで見ていただけたらと思います🙇♀️ (2022年3月3日 16時) (レス) id: 3f4dbcf23f (このIDを非表示/違反報告)
名無し10145号(プロフ) - こんにちは、京本くんは砂糖対応のパスワードが知りたいです💦よろしければ教えてください。 (2022年2月26日 10時) (レス) id: fdecf3783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺
| 作成日時：2021年1月20日 19時
