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*
「…えっと？」
「あんた誰？」
「…はい？」
何言ってんのこの人。
急に話しかけておいて開口一番あんた誰？って。
こっちの台詞なんだけど？
そんなこちらの困惑が伝わったのか、彼女はふ、と笑ってもう一度口を開いた。
「ごめんごめん、言葉足らずだった笑
あんた、大我くんの何？」
「は、」
＿背筋が凍った。
"大我くん"
確かに目の前の女の子は少し笑いながらそう口にした。
制服を着ているけど、同じ高校のものじゃない。
違う高校、でもきょもの名前を知っているのなら…
(こいつかも)
直感で、きょものトラウマを作った人かもしれないって、そう思った。
どう返すのがベストなんだろう。
思わず言葉に詰まっていると、
すぐ側でペットボトルの落ちた音が聞こえた。
「は、…なんでいんの」
初めて見るきょもの表情。
困惑していて、少し怒っているようにも見えて、
少し、怖がってる。
さっきまでの勘が、確信に変わった。
「久しぶりだね〜大我くん。
金髪似合ってる、かっこいいね」
「…何の用」
「ふふ、別に大我くんに会いに来たわけじゃないよ？」
何が面白いのか、また笑いながら私を見る。
いや、目は笑ってない。
どう見ても私の事敵視してる。
「もし彼女さんならちゃんと知ってんのかな？って思っちゃって。
ほら、大我くんって嘘つきじゃん？」
「っ、」
隣できょもが動揺するのが分かった。
「あは、その感じだとなーんにも話してないんだ？」
…いらいらする。
こいつの喋り方、何でこんなに癪に障るんだろう。
「初めまして、大我くんの元カノです」
「元カノ？」
「そーだよ。結構前の話だけどね」
「…ふーん」
反応が薄かった私が面白くないのか、頼んでもいないのにベラベラと話し始めた。
正直平常心を保てていたわけではないけれど、こういう時顔に出なくて助かった、と思う。
「小学校の時私から告白してOKしてくれたの。
付き合えたのが嬉しくて皆に話しちゃって。それなのに大我くん、ずっと冷たくて」
「…」
「だからね、皆の前で思わず言っちゃったの。
『私達付き合ってるよね？』って。
そしたら『気持ち悪いんだよ』って突き飛ばされて」
その後のことが、なんとなく想像できた。
小学生の頃は自分の目で見たものが全てだから。
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みー(プロフ) - 紺さん» すみません、Twitterのほうが見当たらないのですが… (2022年3月3日 16時) (
レス) id: 98e8827874 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 紺さん» 了解です！ありがとうございますm(__)m (2022年3月3日 16時) (レス) id: 98e8827874 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 名無し10145号さん» コメントの返信が遅くなってしまってすみません😭「京本くんは砂糖対応。」さTwitterの方に全て移していますので、そちらで見ていただけたらと思います…！ (2022年3月3日 16時) (レス) id: 3f4dbcf23f (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - みーさん» コメントに気づくのが遅くなってしまってごめんなさい…！「京本くんは砂糖対応。」はTwitterの方に全て移していますので、そちらで見ていただけたらと思います🙇♀️ (2022年3月3日 16時) (レス) id: 3f4dbcf23f (このIDを非表示/違反報告)
名無し10145号(プロフ) - こんにちは、京本くんは砂糖対応のパスワードが知りたいです💦よろしければ教えてください。 (2022年2月26日 10時) (レス) id: fdecf3783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺
| 作成日時：2021年1月20日 19時
