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*
「そろそろかな、」
いつもより30分早く起きた朝。
用意された朝ご飯をいつもより早く食べ終えると、洗面台を占領して身だしなみを整える。
鏡の前で何度も髪をとかして、いつもより入念にアイロンをかける。
時間があったからたまには結んだりとかしてみようかなって思ったけど。
(あんまやり過ぎても気合い入ってるのバレちゃうよね、)
母さんと父さんに何事？って物凄く驚かれたけど、それどころじゃない。
今日からの朝は、今までの朝とは違う。
両親が仕事へ出掛けて行って10分程経った時、
聞きなれたチャイムが鳴った。
「きた…！」
1回立ち止まって深呼吸、
玄関のドアを開くと待ち望んでいた人物が目に入る。
「はよ、水無瀬」
「きょも、おはよ…！」
私の顔を見て、いつも通り手を軽く上げるきょもは、
今日も相変わらずかっこいい。
綺麗な金髪、神々しいなぁなんて思いながらドアに鍵をかける。
カラオケの帰り道のきょもの提案で、朝一緒に行くことになった。
早起きしての準備が必要になったけど、好きな人に毎日会えると思うと全く苦じゃない。
むしろ幸せな気持ちでいっぱい。
「なんかお前、機嫌よくね」
「え、そう？」
「いい事でもあった？」
「んー、今日の朝ごはんホットケーキだったからかな」
「へぇ、美味そう」
朝一できょもに会えるからだよ、
とはさすがに言えない。
「今日体育あるからダルいんだけど」
「え、楽しいじゃん体育」
「うわ、お前が運動神経良いの忘れてた」
「きょもと初めて会った時ガッツリ木登ってたじゃん」
「…そうだった、」
丁度あれじゃね、
きょもが指差した方向、道沿いの公園の道路に面した大きな木。
間違いなくあの時私が登ってたやつだ。
最近のことなのに、なんだかもう懐かしく感じる。
「木の上に同じ制服のヤツいるから思わず二度見したわ」
「そりゃそうだ」
「しかも落ちるし」
「だからあれはたまたまなんだって、
でもきょもが偶然通ってくれて助かったよ、ほんと」
「ん、そう、偶然偶然。
俺命の恩人だからね」
ほんとだよ、切実にあの時死ななくてよかったよ。
でもあーやって足滑らせてなかったらきょもと話せてないかも、って思うとちょっと複雑。
てか何で偶然って強調したんだろ、
まぁいっか。
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みー(プロフ) - 紺さん» すみません、Twitterのほうが見当たらないのですが… (2022年3月3日 16時) (
レス) id: 98e8827874 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - 紺さん» 了解です！ありがとうございますm(__)m (2022年3月3日 16時) (レス) id: 98e8827874 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 名無し10145号さん» コメントの返信が遅くなってしまってすみません😭「京本くんは砂糖対応。」さTwitterの方に全て移していますので、そちらで見ていただけたらと思います…！ (2022年3月3日 16時) (レス) id: 3f4dbcf23f (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - みーさん» コメントに気づくのが遅くなってしまってごめんなさい…！「京本くんは砂糖対応。」はTwitterの方に全て移していますので、そちらで見ていただけたらと思います🙇♀️ (2022年3月3日 16時) (レス) id: 3f4dbcf23f (このIDを非表示/違反報告)
名無し10145号(プロフ) - こんにちは、京本くんは砂糖対応のパスワードが知りたいです💦よろしければ教えてください。 (2022年2月26日 10時) (レス) id: fdecf3783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺
| 作成日時：2021年1月20日 19時
