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*
なんとなく視線をそらせずに見つめていると、
きょもが自分が座っている場所の隣を片手でポンポンと叩く。
(…座れってこと？)
真意がわからずにぼーっとしていると、
もう一度同じ様に叩いたのでそっと近づいて隣に座る。
「きょも、ごめんね急に来て」
「いや、別に」
「邪魔じゃない？」
「…そっちこそ」
「え？」
「北斗とデートだったんなら邪魔したの俺らじゃん」
そう言ってきょもは目をそらす。
…ん？デート？
「あ、え？さっき樹がそう言ったから？」
「…違う？」
「違うよ、
今日はたまたま美琴が来れなくて2人になっただけで」
「…なんだ、」
実は付き合ってんのかと思った、
なんてきょもが言うから。
北斗だけは絶対ない、って否定すると「それ逆に酷くね」って笑う。
あ、いつものきょもだ。
「え、ねぇなに2人で盛り上がってんの？
ほらカラオケ来たからには歌う！」
「樹元気だね」
「うるさいぐらいだよ」
ちょっとお坊ちゃん？なんて拗ねる樹に笑うきょもの横顔を見ながら思う。
(…さっきのって、嫉妬？
少女漫画の読みすぎかな、)
＿
「Aちゃん歌上手くね？」
「それ思った！！」
「え、まじ？」
「やっぱそうだよね？A上手いのよ」
「なんでちょっと北斗が自慢気なの？」
北斗と美琴以外の前で歌ったことがなかったし、
好きな人が居るからかなーり緊張したけど。
想像以上に褒められて、普通に照れる。
「まじまじ！きょももそう思うよね？」
樹がまさかのきょもにも振るから、
なんて言うんだろってちょっと緊張しながら隣を見る。
目が合って、きょもがふっと優しく笑った。
「上手いね。声すごい綺麗」
「っ、」
あ、やばい。
今絶対顔赤い。
「あ、りがと」
「Aさん顔真っ赤よ」
「…褒められ慣れてないからしょーがないの」
「Aちゃん可愛い〜」
「タロちゃんもからかわないで」
「えぇ〜そんなつもりじゃないのにぃ」
顔赤いの、きょもに変に受け取られてないといいけど。
今更ごまかせないし。
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紺(プロフ) - ragiさん» わ！ありがとうございます〜！！私もragiさんの作品読ませていただいてます*^^* (2021年3月9日 22時) (
レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
ragi(プロフ) - この作品すごく好きです！ (2021年3月9日 20時) (レス) id: ec19d43cf6 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！！美紀さんも気をつけてください*^^* (2021年2月15日 21時) (レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SixTONES大好きです大我君と北斗君と樹君寄りのオール担当です最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月14日 19時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 3さん» 確認しました！確かに似てるセリフありましたね...不快にさせてしまったなら申し訳ありません。ただ大元の設定は全然違うので展開としては変わってくると思うんですが...時間がある時に手直しできる部分はしようと思います。コメントありがとうございました！ (2021年1月22日 8時) (レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺
| 作成日時：2021年1月5日 16時
