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ホームルームが終わって先生が出ていくと、さっきの5人が早速私の机の周りに集まる。
「珍しいね、Aが人探しなんて」
「北斗もそう思うよね」
北斗にまでそう思われてるんなら私よっぽど人に興味なかったんだな。
「うん、ちなみに何があったわけ？」
朝美琴にしたのと同じ説明をさらっとする。
…かっこよかった、とか王子様みたいだった、とかは除いて。
「Aって木登りできんの！？」
「はは、勇ましいな」
こういうのギャップ萌えっていうやつ？なんてふっかが笑うから、それは多分違うと言っておいた。
改めて聞くけど、と美琴が話を戻す。
「その人、なんか特徴的なとことかある？」
「えっとね、金髪だったよ」
そう私が言った瞬間に、
5人ともシン、となって黙り込んだ。
…あれ、なんか変なこと言ったっけ？
金髪が衝撃だったとか？
いやでもうちの学校染めるのOKだから結構頭はカラフルだし。
「え、まってもしかしてだけど…
ハーフアップとかしてた？」
�眞呂�すっごい驚いた顔しながら聞いてきた。
そんな顔できんのね、�眞蓮�
「うん、してた。
なに、もしかして皆知ってる人？」
それを聞いて5人とも
口々にまじか、信じらんない、なんて言って笑い出すから、
余計何が何だか分からない。
「え、ほんとにきょもであってる？」
「あいつって女子大丈夫だっけ、？」
「でもその特徴だと他に居なくね。
…びっくりなんだけど」
「きょも？」
どうやら皆知っている人らしい。
思いの外あっさり判明して少しほっとする。
「A、とりあえず誰かはわかったよ。
お昼休みその人のとこ行く？」
「ん、行こうかな。
あ、でも手ぶらで行ったらお礼になんないかも」
どうしよっかな、と考えていると
美琴がきょもと言ったらあれかな、と呟いた。
「あれって？」
「えっとね、トマトジュース。
確か自販機にあったはず！」
だよね？と同意を求める美琴にみんながうんうん、と頷く。
「トマト好きなの？」
「あいつトマトまーじで大好きだよ！」
「自販機のトマトジュース、毎日飲んでるよな」
「まじか、毎日はすごい」
あの顔で、トマト好きだって。
なんか可愛いんだけど。
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紺(プロフ) - ragiさん» わ！ありがとうございます〜！！私もragiさんの作品読ませていただいてます*^^* (2021年3月9日 22時) (
レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
ragi(プロフ) - この作品すごく好きです！ (2021年3月9日 20時) (レス) id: ec19d43cf6 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！！美紀さんも気をつけてください*^^* (2021年2月15日 21時) (レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SixTONES大好きです大我君と北斗君と樹君寄りのオール担当です最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月14日 19時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 3さん» 確認しました！確かに似てるセリフありましたね...不快にさせてしまったなら申し訳ありません。ただ大元の設定は全然違うので展開としては変わってくると思うんですが...時間がある時に手直しできる部分はしようと思います。コメントありがとうございました！ (2021年1月22日 8時) (レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紺
| 作成日時：2021年1月5日 16時
