4.束の間の休息 ページ17
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「ひとらんは城内で籠もってくれ。シャオロンはそのまま突入、シッマは帽子拾ったら回収してくれ」
「りょーかい」
「おっけ！！」
「とんち、俺は？！」
「んー大先生は死なへん様に頑張ってくれ」
「俺だけ適当すぎひん？！」
まぁ大先生は無能やからな、そんな声が聞こえてきた。いや、でも大先生は謎の活躍を魅せる。いつもその謎の活躍をしてくれると有り難いんだが……
「あ"あ"あ"ロボロンゴが来たぁ！！」
「え、何処？！」
「アイツ近接攻撃もできんのか？！」
「死んだあ"あ"あ"」
「げどちゃぁぁぁん！！」
「ひとらん死んだん？？」
「誰か帽子回収してくれぇぇ」
カオス。まさにカオス。久しぶりに集まって動画を撮ろうとしたと思えば、繰り広がる絶叫。
ゲームでこんなに絶叫してるのは俺達ぐらいだろう。
メンバーの半数が明日仕事があるとかなんやらで、今日は早くに撮影は終わった。今後の計画を立てる為に明日暇な人はまだ通話をする見たいだ。
「トン氏と大先生はええんか、何やったっけ。あの、ケツしばきシリーズ」
「あれな、俺は別にええんやけど」
「俺のケツが持たんねん！あれ終わった後生活に支障きたすやねんぞ？！」
「俺はギスメモシリーズがまだあるからなー」
「編集なら俺請け負うやねんけど」
「ゾムニキは最近頑張り過ぎちゃう？仕事は大丈夫なんか？」
「シッマこそ、大変やろ。もっと大先生に渡したらええやん」
「んん………」
今は皆が皆手一杯だ。生放送やらなんやらも最近頻繁に行っているし、最近皆仕事が忙しくなっているらしい。
今主に編集作業を行っているのはコネシマ、ゾム、大先生。ギスメモはシャオロン、大本営はオスマンか……
そろそろ俺も動かんとなぁ………
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