10回目 視線 ページ11
ア「勝手に出ていってすみませんでした、
話どこまで進みました、か……？」
何故だろう、
敵意を含んだ視線が凄く僕の方向に集まってる気がする。
リ「アレン君、キスしたって…本当なの？
しかもそれを忘れるって………」
ラ「アレン、あと少しお前の帰りが早かったら、
こうはなっていなかんったんさ……
うん、俺は頑張ったんさ、どうしようもなかったんさ……っ戦争なんさ、仕方ないd」
リ「ラビ？いい加減にしてくれるかしら？(黒笑)」
ラ「……ハイ………………」
え？
キスって…？
リ「今朝したんでしょ、Aと。
しかも覚えてないって。ねえ、A？」
貴「〜〜っ！////」
今朝……？
今朝はたしか、絶対にいい目になんてあってない。
もし僕がAとキ、キスなんてしたなら、
それはきっととてもいい思いでとして僕の心にずっと在り続けるだろう。
貴「し、師匠がアレン兄の頭をトンカチで殴って、
そ、それで、えっと、その……/////」
し、師匠………！？
そう言えば、朝家に師匠が………
ア「ああっ！」
ラ「いや手をポンって叩くレベルのことなんさ！？」
ア「そうでした、朝ベッドで一緒に…」
「「「「「ベッドで一緒！？！？」」」」」
……………………………………………
ア「何か更にあらぬ誤解が生まれてしまった気がします…」
貴「うえええ(泣)
アレン兄のせいだよぉぉぉぉ
アレンがあんなことするからぁぁ」
「「「「「あんなこと！？！？」」」」」
ア「わかりました。
わかりましたから、説明しますから、
まずはその敵意に満ちた目で見るの止めて下さい！」
かくして、不運少年(アレン・ウォーカー)は、
思い出すとこっぱずかしい昨日からの自分達の行動を、
暴露することとなった。
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作者名：ぽん | 作成日時：2016年1月6日 17時
