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部屋に入るまで大人しく私に引っ張られる物間。
普段はうるさい彼が今は静か。
「ごめん…嫉妬した」
部屋に入るなりそう言ってきた。
いつもより小さく見える。
「とりあえず、座って、ね？」
立つ物間の肩に手を置く。
床に座る物間の隣に腰を下ろした。
「嫉妬させて、ごめん」
物間が何に嫉妬したのか、正直分からない。
でも嫉妬したってことは私が原因を作ってるから。
そこはまず謝るべきだと思った。
「…AがA組ではあんなに笑うとか、男と仲良いとか…いや、その」
「やめないで、全部話して」
思った事を言いたい事をちゃんと言う。
そうじゃなきゃすれ違っちゃう。
「僕の知らないAを見てる気がして嫌だった」
そう言うと私の顔を見て真っ赤になった物間。
普段から恥ずかしいこといっぱい言ってるくせに。
「でもさ、」
真っ赤な物間の顔に手を添えて
そっとキスをした。
顔が熱い。
「私のこんな姿見れるのは物間だけだよ」
目を見開いた物間の顔が一気に赤く染まる。
それからぎゅうっと私を抱きしめた。
「ずるいなあ、本当」
「ふふ」
その背中に腕を回すともっと強く抱きしめられた。
お互いの心臓の音が聞こえそう。
「ごめんね、本当。これからはもっと気をつけるから…」
「いや、いいよ。Aの彼氏は僕だけだから」
「いいの？」
「僕に勝てる人なんて居なさそうだしね」
どこからその自信湧いてきたの。
まあでも、たしかに。
「そうだね」
私のナンバーワンだから。
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りょうまる。 - ちょっ、、えぇ、物間ｧ、、、、 最高やんけ、、、 (7月19日 22時) (
レス) @page32 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 平和ぁ〜 (5月6日 18時) (レス) @page32 id: a9cb26251b (このIDを非表示/違反報告)
一彩しか勝たん(プロフ) - これ最高ですね!最推しが尊い… (2022年4月8日 0時) (レス) id: 751f40b056 (このIDを非表示/違反報告)
ヒロアカって神だよね - 物間君めっちゃ良き！他の作品も全部見ました！読んでて楽しかったです！これからも頑張って下さい！ (2022年4月5日 20時) (レス) @page32 id: d10ea473f1 (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - ろーるけーきさん» わわ、こちらこそありがとうございます(笑)また暇な時に読み返してください(^^) (2021年9月14日 1時) (レス) id: 61a8510ca4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2021年6月3日 9時
