ハナミズキ (ページ38)

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お宅訪問ページ38

隼 side.

亜「うおおお！デケエ！！！！」

電車を乗り継いで来たのは海が目の前にあるAちゃんの家。オーシャンビューってやつだ。

龍「あいつめっちゃいいとこ住んでんだな」

ガヤガヤしてる二人を冷めた目で見ながら慣れた手つきでインターホンを押す玲於。

「はーい」

玲「あ。俺。開けて」

「あーい...」

インターホン越しに聞くAちゃんの声も可愛い。

隼「てか仲良すぎない！？？俺だけで分かっちゃうわけ！？？？」

玲「....................お前らとは違うんだよ」

亜「キイイイ！！ムカつく！！！！！」

「玲於.............亜嵐と龍友？隼くんも？」

目をまんまるにさせてこっちを見るAちゃん

玲「こいつら行くってうるせえんだもん。入っていい？」

「うん。あ...今日お父さんいる」

玲「マジで！会うの超久しぶりだわ」

亜「A～会いたかった♡」

「.........はいはい」

やれやれといった様子で亜嵐を避けるAちゃん

龍「ワンピース可愛いじゃん。な？隼」

ニヤニヤしながら話を振ってくる龍友

隼「う..うん！！！すげえ可愛い！！」

「もー隼くん困ってるじゃん」

龍「ふはっ。笑んじゃお邪魔しまーす。」

「...？隼くんも行こ？」

隼「！！うん！！お邪魔します！！」

ふわりと微笑むAちゃんを見てまた胸がぎゅーってなる。..............俺今日生きていられんのかな。