ハナミズキ (ページ34)

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和解ページ34

亜嵐 side.

あの日から1週間が経ってよく笑うようになってワガママもちょこちょこ言うようになってくれた。

俺と龍友はそんなAにデレデレ。笑

？「田﨑さん！玲於が呼んでるよ！！」

※これからAちゃんの苗字は田﨑にします

「っっ！！！！あ.....ありがとう........」

後ろを振り返るとうちのクラスの関口メンディーが立っていて驚いて固まるA。やべー。笑

龍「メンディーA怖がってるから！笑」

メ「ご..ごメンディー............」

「.......ふふっ。メンディー面白い。好き。」

亜「はっ！！？？それは許さない！！！」

隼「さすが亜嵐！！俺もそう思ってた！！！」

メ「ええ～なんでよ俺も田﨑さんと仲良くなりたい」

玲「話....あんだけど」

わちゃわちゃしているのいつの間にか教室に入ってきてAの後ろに立つ佐野。

「っっ......わかった.......」

震えるAを見て思った。

一人にさせちゃいけないって。

龍友を見るとそう思ってるみたいでホッとした。

亜「........俺らも同伴するわ。お前.....信用ならねえしな」

龍「俺らAの保護者なんで」

「.......バカにすんな」

亜「震えてるくせに.......強がらないの。」

「...............ありがと.....」

ふにゃんと笑うAを見てホッとした。

あと少し強くなったなって思った。

まだまだきっと抱えてるものがとれてないんだろうけど何て言えばいいのかな。

芯の部分が強くなったんだろうな。

玲「........はあ。まあいいや。じゃあ中庭で。」

呆れた顔してスタスタと歩く佐野の後ろを3人で歩いた。