ハナミズキ (ページ14)

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龍友 side.

隼「どこ行ったかわかるの？！」

亜「...当たり前だろ。てかなんで来んだよ」

隼「いや...俺のせいじゃん........」

3人でAがいるであろう場所に向かう。

....良いこと思いついた。

龍「隼さちょっと隠れててよ」

「え？」

意味がわからないって顔をする隼

龍「いいから。ほら亜嵐行くぞ。」

.....多分頑固なAは隼がいたらなんでキレて出て行ったのかちゃんと話さないからな。

龍「......Aちゃんみーっけた」

「.....龍友........」

亜「俺もいるよーん」

「亜嵐.............」

Aは拗ねるといつも今は使われていない3階の一番奥にある教室に行く。

龍「なーんでキレた？あんな猿ほっときゃいいじゃん」

....Aがここまでキレるのって珍しい。

「.....だって.......小森くんに迷惑かかるじゃん」

龍「にしてもキレすぎ(笑)」

.......きっと何かがあるんだ。

Aが俺らに隠してること。

「.......もう守られてるばっかりじゃ嫌だ。」

亜「A.......」

「守られて影に隠れてばかりなのは嫌なの。だから私は強くなるって.....そう決めたの。」

ほんっといいオンナだよなー亜嵐と隼が好きになるのもわかる。

龍「かっけえじゃん」

「うん。...........ありがとね。来てくれて。...........2人がいてくれてよかったよ。」

亜「A～～～～～！！！！！！！！♡」

堪えられなくなったのかAを思いっきり抱きしめる亜嵐。

苦しいとか言いつつもヘラヘラ笑うAを見て少しホッとした。

........あ。隼忘れてた。